片付けコンサルタントの荒川侑子です。本記事では、思い出品の片付けの進め方やコツを3つのステップに分けて、詳しくご紹介します。
思い出品は、片付けの手が止まりやすい最難関のモノなので、お家全体の中で1番最後に片付けることをおすすめしています。
思い出品の片付けの進め方
思い出品の片付けは、大きく3つのステップで構成されています。
これから各項目について、詳しく説明します。
思い出品をカテゴリーごとに集める
思い出品は種類が多いため、すべてのカテゴリーを1度に集めるのではなく、カテゴリーごとに(1種類ずつ)片付けます。
順番は自由なので、簡単に判断できるカテゴリーから進めることをおすすめしています。
思い出品を見極めて手放す
思い出品を見極める基準
思い出品を集めた後は、1つずつ手にとり、見極めます。
遺品など、心の準備ができていないカテゴリーは、無理に進める必要はありません。
向き合えるタイミングで、今振り返ってみて、幸せを感じる思い出品のみ残しましょう。
思い出品を見極めるヒント
思い出品の片付けのコツは、すべての思い出を(楽しい思い出も、苦い思い出も)十分に味わうことです。
本来、モノは単なる物質で、大切な思い出は心の中に残っています。その特別な感情としっかり向き合い、今後の自分に生かしましょう。
なんとなく残しておいた思い出品や、ネガティブな気持ちになる思い出品は、感謝の気持ちと一緒に手放すことで、初めて過去に片を付けて、前へ進むことができます。
思い出品を手放す方法
お役目を果たしてくれた思い出品は、ポイと無意識に捨てるのではなく、感謝の気持ちを持って、ご自身の希望する方法で手放しましょう。
手放す作業はついつい後回しにしがちです。いずれの方法でも、期限を決めてすぐに行動すると、空間も心もスッキリ晴れやかになりますよ!
思い出品を収納する
思い出品を見極めた後は、収納に移ります。
思い出品は段ボール箱の中にしまっておくのではなく、日頃から目にできるようにアルバムにまとめたり、お気に入りの箱に入れたり、飾ったりするのがおすすめです。
大切な思い出品は、自由に、工夫して収納しましょう!
まとめ
思い出品の片付けのコツを3つのステップでご紹介させていただきました。
思い出品の片付けは、過去と片を付けて、新たな一歩を踏み出すきっかけにもなります。焦らず、じっくり取り組みましょう。
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