こんまり®︎メソッドでは、衣類→本→書類→小物→思い出品の順番で片付けます。普段から身に付けていて判断のしやすい衣類から順番に進めていくと、モノを見極める力がどんどん磨かれていき、最難関の思い出品までスムーズに片付けられるようになります。
- 衣類
- 本⬅︎今回はこちら
- 書類
- 小物(雑貨)
- 小物(キッチン)
- 思い出品
今回は2番目の「本」の片付けのコツをご紹介します。
本の片付けの進め方
本の片付けは、3つのステップで構成されています。
- 本を全出しする
- 本をときめきで見極める
- 本を収納する
これから各項目について、詳しく解説します。
本を全出しする
はじめに本を1カ所に集めます。本棚に入れっぱなしの本は風景の一部に溶け込み、私たちはきちんと認識することができません。そのため、必ずすべての本を本棚から出します。



1度本棚からすべての本を出すこの作業は、絶対に飛ばしてはいけません。なぜなら本棚に収まっている状態のままでは、ときめくかどうかという判断で本を選ぶことができないからです。本に限らず、服でも小物でもそうですが、収納に収まって長らく動かされていない状態のモノは、実は「寝ている」のです。
出典:近藤麻理恵さん著書『人生がときめく片づけの魔法』
本をときめきで見極める
全出しが終わった後は、本を1冊ずつ手に取り、ときめく本は残し、ときめかない本は感謝して手放します。殿堂入りの本は堂々と残しましょう。情報はタイミングと鮮度が命なので、未読本や旬を過ぎた本は思い切って手放しましょう(本当に読みたい場合は期限を決めましょう)。

読み込みすぎないように気を付けます。
- その本にときめきますか?
- 実用書には、最新の情報が載っていますか?
- その本を最後に読んだのはいつですか?
- 未読の本は、いつ読みますか?
- その本を再度、お金を払って購入したいですか?
- その本を読んで、何か行動を起こしましたか?
本の一部分にときめく場合は、ときめく情報や言葉をメモしたり、写真を撮ったり、スクラップするなどして記録し、本そのものは手放すという方法もあります。
本を収納する
すべての本を見極めた後は、収納に移ります。本棚をお持ちでない場合は、クローゼットの上段、カラーボックス、デスク下の収納棚などに収納することができます。本はカテゴリーごとに並べるのが基本です。小説などはさらに細かく、作家別に並べるのもおすすめです。
本のカテゴリー(例)
- ビジネス書
- 趣味/実用書
- 小説
- 教科書/参考書
- マンガ
- 絵本
- 雑誌
- 画集
- 写真集
- レシピ本


本のカバーや帯(売るための情報)は外すとスッキリします。お好みでお試しください。

まとめ:本の片付けは、本が好きな方にこそおすすめです!
こんまり®︎メソッドの本の片付けのコツをご紹介させていただきました。
- 本を全出しする
→本棚に入れっぱなしの本は寝ています。必ず本棚から出して、起こしてあげましょう。 - 本をときめきで見極める
→ときめく本は残し、ときめかない本は感謝して手放します。 - 本を収納する
→カテゴリーごとに本を収納します。カバーや帯は外すとスッキリします。
ときめきで残した本が、あなたが「今」好きなことや興味関心のあることを教えてくれます。そのため本が好きな方にこそ、本の片付けはおすすめです。ぜひチャレンジしてみてくださいね♪