こんまり®︎流片付けコンサルタントの荒川侑子です。
片付けレッスンでよくいただくご相談「人からもらったモノが捨てられません」にお答えします。
- 誕生日プレゼント
- お土産
- 引き出物
上記のようないただきモノは、贈り手の気持ちが込められていて、とても嬉しいモノですよね。
それゆえ、手放す時に罪悪感を感じる方や、相手との関係性もあって「絶対に捨てられない!」と思われる方も多いのではないでしょうか?
贈りモノのお役目
いただきモノの扱いで困ってしまった時に、思い出していただきたいのが、贈りモノ=「気持ちを伝える手段」ということです。
贈り手から、モノと一緒に「おめでとう」など祝福の気持ちや「ありがとう」など感謝の気持ち、「これからもよろしくね」など愛情を受け取った時点で、本来のお役目は終了しています。
その後、そのモノを心からときめいて使うことができたら理想ですが、そうでない場合は、改めて贈り手の気持ちに感謝してから手放しましょう。
贈り手は過去にどんなプレゼントをしたか忘れていることも…
ここからは私の体験談になるのですが、時間が経つと、贈り手は相手に何をプレゼントしたか忘れているものです。
昨年、母の片付けを手伝っていたところ、全く使われていないキレイな文房具が出てきました。
その文房具は私からのプレゼントだったそうで、ときめかないけれど、子どもからもらったモノだから捨てづらくて、残していたとのことでした。
プレゼントした本人はというと…「あぁ確かにこんな贈りモノしたことあったかも」とうっすら記憶にある程度でした。
母にも「贈りモノ=気持ちを伝える手段で、受け取った時点でお役目は終了している」ということを伝えて納得してもらい、ときめいていない文房具は手放してもらいました。
贈り手は、プレゼントのその後をそこまで気にしていないものです。
そして、家族間であっても相手の好みにピッタリ当てはまる贈りモノをすることはなかなか難しい中、「手放せない…」と相手を困らせてしまうことは本望ではありません。
モノを通して、気持ちを受け取ってもらえることが一番嬉しいのです。
そのため、いただきモノであったとしても、安心して感謝の気持ちで手放してくださいね。
関連記事