こんまり®︎流片付けコンサルタントの荒川侑子です。
こんまり®︎メソッドでは、衣類→本→書類→小物→思い出品の順番(難易度順)で片付けることを推奨しています。
なぜなら、普段から身に付けていて判断のしやすい衣類から順番に進めていくと、モノを見極める力がどんどん磨かれていき、最難関の思い出品までスムーズに片付けられるようになるからです。
今回は、衣類と本に続く「書類」の片付けのコツをご紹介いたします。
過去の記事は、こちらからご覧ください⬇︎
書類の片付けのステップ(分類から収納方法まで)
まず始めに、書類を全て一箇所に集めます。
その後、書類を以下の4つのグループに分けることをおすすめしています。
- 家庭の書類①:未処理の書類
- 家庭の書類②:重要書類
- 家庭の書類③:その他書類
- 仕事関連(個人保管)の書類
それぞれ詳しく解説します。

紙1枚でも積もれば山となります。「全捨て」の心構えを持って「本当に残しておく必要があるのかな?」と1枚1枚厳しくチェックすることがポイントです!
家庭の書類
- 返信が必要な書類
→返信後、お役目終了 - 請求書
→支払後、お役目終了 - 経理系の書類(会社員の方):クレジットカードや銀行の明細書、給与明細や領収書など
→見る、家計簿に書き写すなどでお役目終了 - 広告やクーポンなど
→利用してお役目終了
未処理の書類は、未処理ボックス(ファイル)を一つ作り、保管します。
未処理ボックス(ファイル)は、日頃から確認しやすい場所に置いておき、空っぽを目指します◎

- 契約書
- 保険証券
- 家電などの保証書
→保証期間内か要確認 - 経理系の書類(会社員の方):源泉徴収票など
- 経理系の書類(個人事業主の方):クレジットカードや銀行の明細書、領収書など
- 健康診断書
→定期健康診断の場合、会社で5年間の保存義務 - 免許状
- パスワード関連
重要書類は、必ず保管しておかなければならないものです。
仲間ごとに、クリアファイルやブックファイルにまとめるのがおすすめです。

- セミナー資料
- 取扱説明書
→紙がお好みの場合(Webでダウンロードできることが多いため) - 年賀状
→年始のご挨拶として受け取った時点でお役目終了ですが、翌年の年賀状を準備する時に必要な場合やときめく場合 - 名刺
- 雑誌の切り抜きなど

その他書類は、ときめいて今後も見返したいモノを残しましょう。
仕事関連(個人保管)の書類
仕事関連(個人保管)の書類は、電子データとして残っている場合、紙媒体は手放してしまうのも一つの手です。
また、紙媒体しかない場合でも、スキャナや書類保存アプリなどを使ってデータ化する方法もあります。
紙媒体で残す場合は、まず書類をグループごとにまとめます。
教師の場合(例)
・指導計画
・授業のプリント
・会議資料
・研修資料
・行事関連の資料
・パネルや装飾など
その後、それぞれを①未処理の書類、②保存義務のある書類、③その他書類のいずれかに振り分けると分かりやすいです。
①未処理の書類:返信する、支払う、目を通す必要があるなど何らかのアクションが必要な書類
②保存義務のある書類:必ず残しておかなければならない保存期間内の書類
③その他書類:保存義務はないけれど残しておきたい書類、ときめく書類など
→ご自身の経験を基に「直近2年分を保管する」など保存期間を明確にしておくと管理が楽になります

大量にある書類は「いつか片付けないといけないな」と思いつつも、重い腰が上がらず、つい後回しにしてしまいますよね。
しかし、書類の片付けは決して難しいことではなく、お伝えしたようなシンプルな3つの分類で整理することができます◎
頭も心も空間もスッキリする書類のお片付け、ぜひやってみてくださいね!

書類の片付けレッスンでは「見守ってくれたおかげで最後までやり遂げることができました!」という感想をよくいただきます。
一人では挫折してしまった、コツを教わりながら楽しく進めたいという方はぜひプロを頼ってくださいね♪
関連記事