【こんまりメソッド】片付けのコツ|書類の分類と収納方法

モノの分類・収納のコツ

こんまりメソッドでは、衣類→本→書類→小物→思い出品の順番で片付けます。普段から身に付けていて判断のしやすい衣類から順番に進めていくと、モノを見極める力がどんどん磨かれていき、最難関の思い出品までスムーズに片付けられるようになります。

こんまりメソッド:正しい片付けの順番
  1. 衣類
  2. 書類⬅︎今回はこちら
  3. 小物(雑貨)
  4. 小物(キッチン)
  5. 思い出品

今回は3番目の「書類」の片付けのコツをご紹介します。

この記事を読んでいただくと…
・書類の片付けの進め方が分かります。
・書類を見極めるコツが分かります。
・書類の収納方法を知ることができます。

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書類の片付けの進め方

書類の片付けは、3つのステップで構成されています。

書類の片付けのステップ
  1. 書類を全出しして、4つのグループに分類する
  2. グループごとに書類を見極める
  3. 書類を収納する

これから各項目について、詳しく解説します。

書類を全出しして、4つのグループに分類する

はじめに書類を1ヶ所に集めます。その後、書類を以下の4つのグループに分類します。

  • 家庭の書類①未処理の書類
    →返信が必要な書類、請求書、広告やクーポンなど
  • 家庭の書類②重要書類
    →契約書、保証書、経理系の書類など
  • 家庭の書類③その他書類
    →セミナー資料、取扱説明書、雑誌の切り抜きなど
  • 仕事関連の書類(個人保管の場合)
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グループごとに書類を見極める

全出しと分類が終わった後は、書類を1枚ずつ手に取り、見極めます。薄い紙1枚でも、積もれば山となります。そのため「全捨て」の心構えを持って、1枚1枚厳しくチェックすることが大切です

家庭の書類①未処理の書類
  • 返信が必要な書類
    返信後、お役目終了
  • 請求書
    支払後、お役目終了
  • 経理系の書類(会社員の方):クレジットカードや銀行の明細書、給与明細や領収書など
    見る、家計簿に書き写すなどでお役目終了
  • 広告やクーポンなど
    利用してお役目終了
家庭の書類②重要書類
  • 契約書
  • 保険証券
  • 家電などの保証書
    保証期間内か要確認
  • 経理系の書類(会社員の方):源泉徴収票など
  • 経理系の書類(個人事業主の方):クレジットカードや銀行の明細書、領収書など
  • 健康診断書
    定期健康診断の場合、会社で5年間の保存義務
  • 免許状
  • パスワード関連
家庭の書類③その他書類
  • セミナー資料
  • 取扱説明書
    紙で残す必要があるか考える(Webでダウンロードできることが多いため)
  • 年賀状
    年始のご挨拶として受け取った時点でお役目終了、翌年の年賀状を準備するために必要な場合やときめく場合は残す
  • 名刺
  • 雑誌の切り抜きなど

未処理の書類と重要書類は、用途をよく確認して、必要なモノを残します。その他書類は、ときめいて今後も見返したいモノを残しましょう。

仕事関連の書類は、家庭の書類と同じように①未処理の書類、②保存義務のある書類、③その他書類に分けると分かりやすいです。

仕事関連の書類(個人保管の場合)
  • 未処理の書類
    返信する、支払う、目を通す必要があるなど何らかのアクションが必要な仕事の書類
  • 保存義務のある書類
    必ず残しておかなければならない保存期間内の仕事の書類
  • その他書類
    保存義務はないけれど残しておきたい仕事の書類、ときめく仕事の書類(ご自身の経験を基に、直近2年分を保管するなど保存期間を明確にしておくと管理がラクになります)
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書類を収納する

すべての書類を見極めた後は、収納に移ります。基本的にはグループごとにファイルでまとめて、棚に立てて収納する形がおすすめです。

書類の収納方法

①未処理の書類
未処理ボックスまたはファイルを1つ作り、保管します未処理ボックス/ファイルは、日頃から確認しやすい場所に置いておき、空っぽを目指します。

私は空き箱のフタを
未処理ボックスとして活用しています。

②重要書類
重要書類は、必ず保管しておかなければならないモノです。仲間ごとにクリアファイルやブックファイルにまとめるのがおすすめです。

私は1冊のブックファイルに
重要書類をまとめています。

③その他書類
未処理の書類もブックファイルやクリアファイルにまとめるのがおすすめです。透明のクリアファイルは中身が一目で分かるので万能です。

私はクリアファイルに
その他書類をまとめています。

④仕事関連の書類
仕事関連の書類は、仲間ごとにクリアファイルでまとめた後、ファイルボックスに保管すると、紛失の心配が軽減します。

ファイルボックスを使うと、
ペラペラとした書類も安定します。

書類が電子データとして残っている場合、紙媒体は手放してしまうのも一つの手です。紙媒体しかない場合でも、スキャナや書類保存アプリなどを使ってデータ化する方法もあります

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まとめ:書類の片付けは、想像よりも簡単です!

こんまりメソッドの書類の片付けのコツをご紹介させていただきました。

書類の片付けのステップ
  1. 書類を全出しして、4つのグループに分類する
    →書類を①未処理の書類、②重要書類、③その他書類、④仕事関連の書類に分けます。
  2. グループごとに書類を見極める
    →ときめきで判断できるのは、その他書類のみです。1枚1枚厳しくチェックします。
  3. 書類を収納する
    →クリアファイル、ブックファイル、ファイルボックスなどを活用して収納します。

書類の片付けは、ついつい後回しにしてしまいますよね。しかし、想像よりも難しいことではなく、お伝えしたようなシンプルなステップで整理することができます。頭も心も空間もスッキリする書類のお片付け、ぜひ挑戦してみてくださいね

荒川侑子
荒川侑子

書類の片付けでは「見守ってくれたおかげで最後までやり遂げることができました!」とよく感想をいただきます。一人では挫折してしまった、コツを教わりながら楽しく進めたいという方はぜひプロを頼ってくださいね!

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