こんまりメソッドでは、衣類→本→書類→小物→思い出品の順番で片付けます。普段から身に付けていて判断のしやすい衣類から順番に進めていくと、モノを見極める力がどんどん磨かれていき、最難関の思い出品までスムーズに片付けられるようになります。
- 衣類⬅︎今回はこちら
- 本
- 書類
- 小物(雑貨)
- 小物(キッチン)
- 思い出品
今回は最初の「衣類」の片付けのコツをご紹介します。
衣類の片付けの進め方
衣類の片付けは、3つのステップで構成されています。
- 衣類を全出しする
- 衣類をときめきで見極める
- 衣類を収納する
これから各項目について、詳しく解説します。
衣類を全出しする
はじめに衣類を1ヶ所に集めます。お家のあらゆる場所(クローゼット・引き出し・玄関・脱衣所など)に分散している衣類を1ヶ所に集めることで、効率よく片付けを進めることができます。



多くの人が片付けられない1番の原因は、モノの量が多いから。モノが増え続ける1番の原因は、自分が持っているモノの量を把握していないから。持っているモノの量を把握できないのは、収納場所が分散してしまっているから。収納場所が分散している今の状態のまま、相変わらず場所別に片付けていても、永遠に片付けは終わりません。
出典:近藤麻理恵さん著書『人生がときめく片づけの魔法』
すべての衣類を一度に集めることができたらベストですが、1〜2時間など短時間しか確保できない場合は、カテゴリー別の全出し(トップスのみ全出しなど)でも大丈夫です。
- トップス
- ボトムス
- ワンピース
- アウター
- スーツ
- 部屋着
- スポーツウェア
- 靴下類
- 下着類
- バッグ
- 小物類(マフラー、ベルト、帽子など)
- イベントモノ(着物、浴衣など)
- 靴
衣類をときめきで見極める
全出しが終わった後は、衣類を1枚ずつ手に取り、ときめく衣類は残し、ときめかない衣類は感謝して手放します。ときめきで選ぶ感覚が分かりづらい場合は、お気に入りの衣類トップ3を選んでみたり、明らかにときめかない衣類(お役目終了の衣類)から選んでみたりするのもおすすめです。


こんまりメソッドのときめきとは、一般的にイメージされる「キュンとする・好き」以外にも、「心地よい・役立つ・心が満たされる」など、持っていて幸せを感じるモノやポジティブな影響を与えてくれるモノ全般を指します。詳しくはこちらの記事をご覧ください➡︎【こんまりメソッド】片付けの5つのステップ③ときめきで判断する
衣類を収納する
すべての衣類を見極めた後は、収納に移ります。衣類の収納は、①たたむ収納と②掛ける収納の2種類があります。どちらの場合でも、衣類のカテゴリーが分散しないように気を付けます。
①たたむ収納
掛ける収納よりも、省スペースでたくさんの衣類を収納することができます。

たたみ方はこちらの記事で詳しくご紹介しています➡︎【こんまりメソッド】総再生回数13万回!衣類のたたみ方動画
衣類はグラデーションを意識して(手前が薄い色→奥が濃い色で)立てて並べることで、見た目にもときめく収納になります。

ショーツ、ストッキング、ハンカチなどの小物は、小さい空き箱の中に入れると安定します。

②掛ける衣類
スーツやブラウスなど、たたむことに適していない衣類は、掛けて収納します。

掛ける衣類は、カテゴリーごとに右肩上がりで収納すると統一感が出ます(左側が丈の長いワンピース、右側が丈の短いトップスなど)。
まとめ:衣類の片付けは丁寧に進めましょう!
こんまりメソッドの衣類の片付けのコツをご紹介させていただきました。
- 衣類を全出しする
→片付けられない1番の原因はモノの多さです。衣類を全出しして、総量を確認しましょう。 - 衣類をときめきで見極める
→ときめく衣類は残し、ときめかない衣類は感謝して手放します。 - 衣類を収納する
→たたむ衣類と掛ける衣類の2種類に分かれます。衣類の量が多い場合は、たたむ収納がおすすめです。
衣類の片付けは、ときめきで選ぶ最初のステップです。時間が掛かっても大丈夫なので、1歩1歩丁寧に進めましょう。ぜひ楽しみながら実践してみてくださいね♫