2023年8月に、夫婦でトルコ旅行へ行ってきました。本記事では、世界遺産カッパドキアの観光名所の一つ「ウチヒサール城」への行き方と見どころをご紹介します。
巨大な石窟である「ウチヒサール城」は、外から眺めるだけでなく、内部を探検したり、頂上からカッパドキアの絶景を眺めたりできます!ギョレメからローカルバスに乗って気軽にアクセスできる、おすすめの観光スポットです。
ギョレメからバスでのアクセス方法
ウチヒサール城は、カッパドキア観光の中心地であるギョレメとネヴシェヒルの中間にある「ウチヒサール」という町にあります。ギョレメから20分程度(バス10分+徒歩10分)でアクセスできます。
ウチヒサール行きのローカルバスの停留所は、ギョレメの中心地にある中距離用バスターミナル(トルコ語ではオトガル)の近くにあります。
ギョレメのバス停前には標識があり、周りには待機しているバスや運転手もいたので、迷う心配はあまりないと思います。
ウチヒサールで途中下車できる、終点ネヴシェヒル行きのバスは、朝の7:30から夜の20:00まで、30分ごとに運行されています。
バスの運賃は、2023年8月時点で、片道20トルコリラ(約112円)だったので、気軽に利用できました。
そして運賃は、バスの走行中に、車内を循環しているスタッフへ現金でお支払いするスタイルでした。
私たちが乗ったバスは、観光客で満席になりましたが、最初のウチヒサールで下車した人は少数でした。
周りの多数に合わせてそのまま乗り続けると、終点のネヴシェヒルまで行ってしまいますので、10分程度で途中下車することをお忘れにならないようお気を付けください…!
ウチヒサールのバス停で下車した後は、お城まで歩いて(徒歩10分程度)で向かいました。
なお帰りのバスは、行きで下車したバス停の向かい側にある、対向車線側のバス停で待っていたら大丈夫です。
ウチヒサールのバス停に標識はありませんでしたが、ベンチや上屋(雨除け)などがあるので、見た目からバス停と分かります。ギョレメ行きのバスは、30分ごとにやって来ます。
ウチヒサール城の見どころ
ウチヒサール城は、巨大な岩山を掘って造られた石窟です。異教徒からの迫害を逃れたキリスト教徒たちが隠れ住んだ場所と言われています。
元々はその特異な形から崇拝の対象となっていましたが、後々に要塞としての役割も持つようになったそうです。
ちなみにウチヒサールという言葉は、トルコ語で「尖った砦」を意味します。見た目の通りですね!
ウチヒサール城は、入場料1人当たり120トルコリラ(約672円/2023年8月時点の金額)で、内部を見学することができます。
城内には数々の部屋があり、当時の人々がどのような暮らしをしていたのか、想像しながら見て回りました。
私たちが訪問した8月は気温が高かったのですが、城内は外よりも涼しく過ごしやすかったです。
道なりに沿って部屋の中を進んだ後は、外に出ました。
外に出て見学する時間の方が長いため、暑い夏は帽子や日傘、水分補給が必須です…!
外からも数々の部屋を見学し、最後は階段を上って、ウチヒサール城の頂上を目指しました。
頂上からは、カッパドキア周辺の景色を360度、見渡すことができました。
奇岩群の連なるカッパドキアの広大な大地も、自然に溶け込んだウチヒサールの町並みもとても美しかったです!
頂上で絶景をじっくり楽しんだ後は、来た道を戻って、ウチヒサール城の見学を終えました。
まとめ
カッパドキアの観光名所の一つである「ウチヒサール城」へのアクセス方法と、実際に見学をした時の様子をご紹介させていただきました。
ギョレメの中心地から30分弱で気軽にアクセスできて、巨大な岩山でできた要塞の探検と、カッパドキアの美しい景色を楽しむことができるスポットです。大人だけではなく、子どもも一緒に楽しめると思います!
本記事が、カッパドキアのウチヒサールを訪れる際の参考になりましたら幸いです。
参考文献(タップして開く)
- Venere Travel Agency
Uchisar Castle Places to Visit in Nevsehir
<https://wowcappadocia.com/uchisar-castle.html>
(2023年11月24日最終アクセス日)