【トルコ旅行記】中国南方航空｜羽田から北京経由でイスタンブールへ

2023年8月に、夫婦でトルコ旅行へ行ってきました。本記事では、私たちが経験した中国南方航空での旅の様子（機内サービス・機内食・トランジットの方法や過ごし方など）をお届けします。

往路〈羽田空港→北京大興国際空港〉

羽田空港国際線ターミナル内にある、中国南方航空のカウンターで搭乗手続きを行い、保安検査を済ませた後、機内に乗り込みました。

搭乗手続きも保安検査も混んでいたため、出発時刻の2〜3時間前までには、空港に到着していると安心だと思います！

座席について

中国南方航空の座席は、有料にはなりますが、事前に指定することもできます。

私たちは指定しておらず、今回の旅行中に乗った飛行機4機のうち、2機は夫婦で隣同士の席、残り2機は別々の席になりました。どれも満席に近い状態でした。

家族や友達同士で座りたい、窓側や通路側に座りたいなど希望のある方は、早めに事前指定しておくことをおすすめします。

機内サービスについて

続いて、中国南方航空の機内サービスについてですが、ブランケットの貸し出しは無料でした。

全員の座席にあらかじめ置いてあるわけではなく、希望者にのみ、CAさんが手渡しするスタイルでした。

機内は冷えることもあるので、心配な方は羽織りものを持参するか、早めにブランケットを借りておくと安心です。

機内エンターテイメントは、映画（中国映画・洋画・邦画など）、音楽（中国音楽・洋楽・邦楽など）、ゲームなどがありました。

また中国ならではの文化で、マイボトルを持参して、CAさんにお湯を注いでもらっているお客さんを多く見かけました！

中国では、冷たい飲み物よりも温かい飲み物の方が体に良いとされているのは知っていましたが、機内でも徹底していて驚きました。

日本では躊躇してしまいますが、中国では珍しいことではないと思うので、マイボトルを持参して、好きなお茶を楽しんでみるのもいいかもしれませんね♫

機内食〈昼食〉

羽田空港から北京大興国際空港までの便では、機内食が1回提供されました。

事前に特別食（アレルギーや宗教に対応している食事など）を頼んでいない場合は、基本的には用意されている2種類の機内食のうち、好きな方をその場で1つを選ぶことができます。

今回は「牛肉」と「魚」の2択で、私たちは牛肉を選びました。

私たちはアジア人顔なので、CAさんからはまず中国語で案内されましたが、理解していないことを察して、すぐに英語でリピートしてくれました。

中国の航空会社ですが、中国特有の香辛料などは使われておらず、誰もが食べやすいシンプルな味付けでした。

メインはもちろんのこと、サイドディッシュの春雨サラダやフルーツも美味しかったです。

見た目以上のボリュームがあり、お腹いっぱいになりました…！

北京大興国際空港でトランジット

北京大興国際空港に到着した後は、国際線の乗り継ぎ手続きを行いました。

乗り継ぎカウンターまでは、搭乗口で待機していたスタッフが案内してくれました。

スタッフがいない場合も「Transfer（乗り継ぎ）」の標識にしたがって、歩けば大丈夫です。

乗り継ぎ手続き①「中国税関出入国健康申告（電子）」※現在は不要に

乗り継ぎ手続きの1つ目として、2023年8月時点では「中国税関出入国健康申告（電子）」が必要でした。

※2023年11月1日より、全員申告から自己申告（発熱やのどの痛みなどの症状がある人のみ）へ変更になりました。

健康申告の登録は、事前にウェブサイト<https://htdecl.chinaport.gov.cn>から行うことができます。

乗り継ぎカウンターでは、登録完了後に表示されるQRコードの提示が必要となるため、スクリーンショットなどで用意しておくとスムーズです。

未登録の人は、乗り継ぎカウンター横に設置してある機械からも登録できます。すでにQRコードを持っている人は、こちらの機械での登録は不要です。

乗り継ぎ手続き②「保安検査」

乗り継ぎ手続きの2つ目として、機内持ち込み手荷物の検査がありました。

保安検査は国によって基準が異なり、中国ではモバイルバッテリー類が厳しくチェックされました（100Wh以下であることが製品に記載されている必要があります）。

乗り継ぎ手続き③「入国審査」

乗り継ぎ手続きの3つ目として、入国審査がありました。

必要な書類は、パスポート・乗ってきた飛行機の搭乗券・これから乗る飛行機の搭乗券の3点でした。

特に、乗ってきた飛行機の搭乗券は紛失したり、処分したりしないようご注意ください！

中国のビザについて

2023年8月時点では、24時間以内の乗り継ぎで空港も出ない場合は、中国のビザは免除されました。

中国に入国して観光をしたい場合は、ビザや臨時入境許可が必要となるため、最新の情報を調べることをおすすめします。

トランジットエリアでの過ごし方

北京大興国際空港は、2019年9月に営業が開始された、世界最大規模の空港です。

トランジットエリア内は広々としていて、設備も新しくキレイでした。

長時間滞在する予定の方は、個人で楽しめるもの（本やゲームなど）も用意しておくことをおすすめします！

往路〈北京大興国際空港→イスタンブール空港〉

トランジットエリアでゆっくり過ごし、搭乗時間が近づいてきたので、電光掲示板で搭乗ゲートを確認し、指定の場所へ移動しました。

機内食〈夕食〉

北京大興国際空港からイスタンブール空港までの便では、機内食が2回提供されました。

夕食は「豚肉」と「魚」の2択で、夫婦それぞれ1つずつ選びました。

サイドディッシュは共通で、サラダ・パン・クラッカー（バター付き）・ムースケーキでした。

機内食〈朝食〉

朝食は「スクランブルエッグ」と「ヌードル（麺）」の2択で、こちらも夫婦別々のものを選びました。

サイドディッシュは共通で、パン（ブルーベリージャム付き）・トマト・フルーツ・ヨーグルトでした。

朝食でヌードルが提供されるのは、珍しいなと感じました！

味も美味しかったので、ぜひ一度お試しください♫

トルコへの入国審査について

トルコへの入国審査は、基本的にはパスポートのみの提示で大丈夫です。

入国カードや税関申告書はありません。

観光目的で90日以内の滞在の場合、ビザなどの特別な手続きも必要ありません。

復路〈イスタンブール空港→北京大興国際空港〉

イスタンブールには「イスタンブール空港」と「サビハ・ギョクチェン国際空港」があります。

2つの空港があることを知らず、間違える人もいるため、どちらの空港へ向かうか、事前によく確認しておきましょう！

私たちは往路も復路も、イスタンブール空港を利用しました。

出発時刻の3時間前にはイスタンブール空港に到着していましたが、保安検査と出国手続きが非常に混み合い、広い空港内の移動にも時間が掛かったため、ゆっくり過ごす時間はあまりなかったです…！

空港内でお土産を買いたい方や、カフェでゆっくり過ごしたい方は、搭乗手続きのカウンター前に早めに並んでおくことをおすすめします。

機内食〈夕食〉

イスタンブール空港から北京大興国際空港までの便では、機内食が2回提供されました。

夕食は「牛肉」と「鶏肉」の2択で、夫婦それぞれ1つずつ選びました。

牛肉は、トルコ風ハンバーグである「キョフテ」だったのでビックリしました！

その国（路線）ならではのメニューが提供されるのは嬉しいですね♫

サイドディッシュは共通で、パン（バター付き）・サラダ・フルーツでした。

機内食〈朝食〉

朝食は「スクランブルエッグ」と「ヌードル（麺）」の2択で、こちらも夫婦別々のものを選びました。

サイドディッシュは共通で、パン（いちごジャム付き）・ヨーグルト・フルーツでした。

トルコはヨーグルト発祥の国でもあるので、ヨーグルト（おそらくトルコ産）も美味しかったですよ！

復路〈北京大興国際空港→羽田空港〉

北京大興国際空港に到着した後は、行きと同じように乗り継ぎの手続きを済ませて、トランジットエリアで時間を過ごしました。

機内食〈朝食〉

北京大興国際空港から羽田空港までの便では、機内食が1回提供されました。

最後は「豚肉」と「魚」の2択で、ふたりとも豚肉を選びました。

サイドディッシュは、パン（バター付き）・サラダ・ムースケーキでした。

お肉のおかずと白米の組み合わせはハズレがなく、どれも美味しかったです！

まとめ

中国南方航空を利用した、羽田ーイスタンブール往復の旅の様子をご紹介させていただきました。

今回、初めて中国南方航空を利用しましたが、機内食は美味しく、その他の機内サービスも十分で、楽しく快適に過ごすことができました。

中国での乗り継ぎ手続きは、常に最新の情報を確認する必要がありますが、トルコの入国・出国に関しては、特に煩雑な手続きなどはないので、ご安心いただければと思います。

トルコ国内の観光情報もまとめておりますので、よろしければ併せてご覧ください⬇︎