2023年8月上旬に、夫婦でトルコ旅行へ行ってきました。今回は、トルコの世界遺産カッパドキアで人気の気球ツアーに2回チャレンジした時の様子をご紹介します。
気球ツアーの1回目は「中止」、2回目は「1時間待機した上での決行」を体験しました。気球ツアーの参加を検討されている方のご参考になりましたら幸いです♫
カッパドキア気球ツアーとは?
カッパドキア気球ツアーとは、カッパドキアの絶景を気球に乗りながら楽しめるアクティビティです。
私たちは、旅行・レジャー予約サイトKLOOK(クルック)でツアーを予約しました。
ご参考までに価格は、1人当たり2万4000円(2023年8月時点)でした。
カッパドキアの気球の飛行条件
カッパドキアの気球の飛行可否は、当日の天気(主に風の強さ)に左右されます。
ツアー会社が独自に判断しているわけではなく、トルコ航空局(政府機関)の調査結果を基準にしています。
▶︎気球の飛行可否が確認できるウェブサイト「KAPADOKYA UNIVERSITESI」はこちら
画像は入手できなかったのですが、イエローフラッグの場合は飛行待機になります。
1回目「気球の飛行中止」
私たちは、悪天候によるキャンセルを見越して、カッパドキアに滞在する3日間のうち、まずは初日に行われる気球ツアーを事前に予約しました。
4:40頃「ホテル前でピックアップ」
朝日が昇る時間に合わせて気球が飛行するため、ツアーのピックアップ時間は早朝になります。
私たちのピックアップ時間は4時40分で、ツアースタッフが宿泊先まで迎えに来てくれました。
早朝で辺りはまだ暗いですが、気球ツアーに参加する観光客がたくさんいるため、危険・怖いといった雰囲気は全くありませんでした。
4:50頃「中止が決まり解散」
ツアースタッフに案内されて、気球のフライトエリアへ向かうバン(車)に乗り込みました。
すでにたくさんの参加者が乗車しており、私たちは最後の乗客のようでした。
発車して、ワクワクしていたのも束の間…
「今日はレッドフラッグなので気球ツアーは中止です」とツアースタッフからアナウンスがありました😂💦
乗車してから10分も経っていなかったので、とても驚きました…。
乗車前に中止と言ってもらえたらありがたかったのですが、本当に直前まで飛行可否は分からない(変化する)ようです。
中止決定後は、宿泊先ではなく、ギョレメの中心街で解散になりました(道が混雑していたため)。
5:00頃「展望台で朝日を見る」
残念ながら気球ツアーは中止になりましたが、せっかく早起きをしたので、展望台で朝日を見ることにしました。
展望台に向かう道の途中で料金所があり、1人あたり入場料10トルコリラ(約56円、2023年8月時点)払うとアクセスできます。
入場エリア内のホテルに宿泊している場合は、ホテルの名前を伝えることで、何度でも無料で料金所を通過できます。ちなみに、私たちは入場エリア内に宿泊していました。
展望台は、私たちのように気球ツアーのキャンセルで急遽予定を変更した、観光客で賑わっていました!
2回目「1時間待機した上で決行」
最初に予約していた気球ツアーがキャンセルになったため、すぐに別日の気球ツアーを予約して、再度チャレンジすることにしました。
4:20頃「ホテル前でピックアップ」
今回のピックアップ時間は4時20分頃で、前回と同様に、ツアースタッフが宿泊先まで迎えに来てくれました。
5:00頃「1時間車内で待機」
ツアースタッフの案内のもとバン(車)に乗り込み、他の参加者もピックアップしながら、気球のフライトエリアへ向かいました。
無事にフライトエリアへ到着したのですが、当日は若干風が吹いており、気球が飛行するか怪しい状況でした。
ツアースタッフからも「現在イエローフラッグなので待機します」と案内があり、合計1時間ほど風の様子を伺うことになりました。
じっと待っていると、体が冷えていったので、上着を持参しておいてよかったです。
周りはどんどん明るくなり、今回の気球ツアーもキャンセルになるかもしれない…と半ば諦めかけていました。
6:00頃「気球フライト準備」
待機を始めてから約1時間後、幸運なことに、飛行のOKサインが出ました!!
今回のように、長時間待機してから決行する(終了時間が遅くなる)こともあるので、ツアーに参加する日はゆとりを持ったスケジュールを立てることをおすすめします。
離陸前に、注意事項の説明や着陸方法の練習があったので、はじめての飛行でも安心できました。
6:30頃「気球フライト開始」
1つの同じ気球に、20名(ツアー客18名、スタッフ2名)ほど乗り込み、離陸しました。
念願の、気球での空の旅がスタートです♫
カッパドキアの雄大な景色を、様々な角度からじっくり楽しむことができました!
ツアースタッフから、カッパドキアの名所の紹介は特になかったので、自分自身である程度把握しておいてよかったなと思いました^^
7:30頃「気球着陸&シャンパンパーティー」
1時間のフライト後、無事に着陸しました(揺れを警戒していましたが、ソフトランディングで拍子抜けしました)。
そして着陸後には、シャンパンとベリージュースをミックスしたカクテルが振る舞われました!
7:40頃「ホテルに戻る」
シャンパンパーティーが終わった後は、行きと同じバン(車)に乗って、宿泊先まで戻りました。
展望台から眺める景色も十分にキレイでしたが、空の上からカッパドキア全体を見渡すことができたのは貴重な経験でした!
カッパドキアでの滞在日数が限られている方でも、気球ツアーに参加することで、名所を気軽に楽しめると思います。
まとめ
本記事では、トルコの世界遺産カッパドキアで人気の気球ツアーに2回チャレンジした時の様子をご紹介させていただきました。
- カッパドキアの気球ツアーは、キャンセルの発生や遅延を考慮して、ゆとりのある日程調整と予約をしましょう。
- 気球ツアーの開始は早朝になるため、寒さが苦手な方は上着を準備しましょう。
- カッパドキアの名所を事前に把握しておくと、空の旅をさらに楽しむことができます。
- 気球ツアーがキャンセルになっても、展望台からキレイな景色を眺めることができます。
ご参考になる情報がありましたら幸いです。なかなか体験できない貴重な旅をぜひ楽しんで来てくださいね♫