2023年8月上旬に、夫婦でトルコ旅行へ行ってきました。今回は旅行中に訪れて、あまりの美味しさに感動したトルコの伝統菓子「バクラヴァ」のお店のレポートです。個人的な体験記になります。

今回ご紹介するのは、イスタンブールの名店「Karaköy Güllüoğlu – Nadir Güllü(本店)」です。こちらお店のバクラヴァは上品な甘さで、職人さんが1つ1つ手作りしています。
トルコの伝統菓子バクラヴァとは?
バクラヴァは、トルコをはじめとした中近東や中央アジア伝統の焼き菓子です。
非常に薄いパイ生地を幾重にも重ね、間にピスタチオやくるみなどのナッツ類をたっぷり挟み、最後に甘いシロップやバターをかけて仕上げます。

トルコで創業180年の名店「Karaköy Güllüoğlu – Nadir Güllü」
トルコにはたくさんのバクラヴァ店がありますが、今回はトルコのイスタンブールで人気のバクラヴァ店「Karaköy Güllüoğlu – Nadir Güllü(本店)」を訪れました。

バクラヴァの食レポ
ピスタチオ バクラヴァ ケーキ
最初に注文をしたのは、定番の「ピスタチオ バクラヴァ」のケーキサイズです。
世界有数のピスタチオ生産国であるトルコ。パイ生地の間には、こんなにも!?と驚くほどたくさんのピスタチオが敷き詰められていました!ピスタチオ好きの方にはたまらないと思います!

《ピスタチオ バクラヴァ ケーキ1切れの価格:135トルコリラ=約750円(2023年8月時点)》
《トッピング(トルコアイス)の価格:30トルコリラ=約170円(2023年8月時点)》
また、パイ生地の間にはお好みでクリームまたはトルコアイスをトッピングすることができます。
気温が暑かったということもあり、トルコアイスを選びました(トッピングには追加料金が掛かります)。
バクラヴァ=激甘のイメージが強いと思うのですが、Karaköy Güllüoğlu – Nadir Güllü(本店)のバクラヴァは全体的に甘さ控えめで上品なお味です。
私は甘い味が好みなので、トルコアイスを添えて、ちょうど良い甘さになりました^^
コールド ピスタチオ バクラヴァ
定番は常温のバクラヴァですが、Karaköy Güllüoğlu – Nadir Güllü(本店)にはオリジナルの「コールド バクラヴァ」もあります。
コールドバクラヴァは、通常のピスタチオまたはくるみのバクラヴァを牛乳に浸し、上からチョコレートフレークをかけた一品です。

《コールド ピスタチオ バクラヴァ1切れの価格:30トルコリラ=約170円(2023年8月時点)》
パイ生地がしっとりとしていて、チョコレートの甘さも加わり、常温のバクラヴァよりも一口が軽やかでした。
冷たい牛乳+細かいチョコレートフレーク+ピスタチオの組み合わせが最高で「もっと食べたい!」と感じるほど、お気に入りになりました♫
チャイ
甘いバクラヴァのお供には、トルコの紅茶「チャイ」が欠かせません!
チャイと聞くと、スパイスの効いたインドのミルクティーを思い浮かべる人も多いと思うのですが、トルコではストレートティーのことをチャイと呼びます。

《チャイ1カップの価格:15トルコリラ=約85円(2023年8月時点)》
現地のトルコ人は、このチャイに砂糖を加えて飲むことが定番のようです。チャイを注文すると、いつも角砂糖が添えられています。
ガラスでできたトルコのチャイグラスも素敵です。最初は熱すぎて手で持てませんが、そのような体験も含めて楽しい思い出です^^
イスタンブール本店へのアクセス方法
Karaköy Güllüoğlu – Nadir Güllü(本店)は、イスタンブールのヨーロッパ側で、ボスポラス海峡沿いに位置する「カラキョイ(Karaköy)」というエリアにあります。
※Google Mapで検索すると、間違った場所でタグ付けされた、同名の架空店も出てくるので要注意です。口コミ数で正しいかどうか判断できます(本物は口コミが1万件以上あります)。
カラキョイは、おしゃれな飲食店や雑貨店が立ち並ぶエリアで、他のエリアと比べても治安は良いと感じました。日本人の方も安心して訪問できると思います。
店舗へのアクセス方法は、表口(大通り方面)と裏口(テラス席方面)の2通りがあります。
表口(大通り方面)
お店の入り口が一目で分かりやすいのは、表口(大通り方面)です。

高級ホテル(ノボテル イスタンブール ボスポラス ホテルなど)や大きなショッピングモール(Paket Postanesi Galataport İstanbul)がある通りに面しています。
裏口(テラス席方面)
場所は見逃しやすいのですが、個人経営の飲食店や雑貨店が立ち並ぶ通り(大通りから一歩、内側に入った通り)からアクセスできるのが裏口(テラス席方面)です。

長いテラス席を通り抜けると、バクラヴァを注文することができる店内に入ることができます。席に座って注文するスタイルではありませんので、ご注意ください。
店内の様子と注文方法
バクラヴァの注文はカウンターで行います。
カウンターは、テイクアウト専用とイートイン(店内で飲食する)専用の2つに分かれています。表口から見て、手前がテイクアウト注文、奥がイートイン注文のエリアです。
午後は列ができていましたが、翌日の朝に再訪した時には空いていました。

その奥がイートイン専用エリア
バクラヴァはガラス越しに見えるので、指差し注文ができます。

種類が豊富で迷うと思いますが、基本的にはパイ生地にピスタチオまたはくるみが挟まっているお菓子と考えてもらって差し支えないと思います。
原材料は同じでも、異なる形のバクラヴァがたくさんありました。好きな形で選ぶのも楽しいと思います♫
お会計方法と席について
カウンターでは、最初にバクラヴァの注文をしてトレイ(お皿)で受け取り、最後にまとめてお会計をします。
カウンターに並んでいない商品(トルコアイスやチャイなど)は、お会計時に一緒に注文できます。
※トルコアイスやチャイは会計時には受け取れず、別カウンター(イートイン注文エリアよりさらに奥にあるカウンター)で、レシートを提示して受け取りました。
私も最初は戸惑いましたが、日本のドーナツ屋さんの注文スタイルを想像していただくと、似ているので分かりやすいと思います^^
お支払い方法は、現金だけではなく、クレジットカードも利用可能でした。
イートインのお会計後は、店内席とテラス席どちらでも自由に選んで、飲食することができます。

施設(トイレ)情報
イスタンブール観光中は、トイレが不安な方もいらっしゃるかもしれないので、最後に施設のプチ情報を記載しておきます。
Karaköy Güllüoğlu – Nadir Güllü(本店)では、店内の2階にトイレがありました。高級ホテルやデパートにあるようなキレイなトイレだったので驚きました。
日本人の方も安心して利用できると思います^^
日本の松屋銀座店・オンラインストアの情報
ご参考までに、2022年11月に、Nadir Güllüの松屋銀座店がオープンしました!オンラインストアもあります。アジアへの出店は日本が初めてだそうです。
◆ナーディル・ギュル ジャパン公式オンラインストアはこちら◆
価格はトルコの本店の約2〜3倍で気軽には手を出せませんが、日本でも楽しめるのは嬉しいですね!
特別な日に合わせて訪問してみたいです。訪問をした際には、改めて報告をさせていただきます♫
【トルコ旅行記2023】絶品のバクラヴァ!ナーディル・ギュル(イスタンブール本店)⬅︎今回の記事
【トルコ旅行記2023】行列ができる美味しいサバサンド店 (イスタンブール名物)
【トルコ旅行記2023】ローズ&レッドバレー早朝トレッキング(夏期カッパドキア)