2023年8月に、夫婦でトルコ旅行へ行ってきました。本記事では、イスタンブールの定番スポットである、ガラタ塔とガラタ橋を徒歩で巡った時の様子をご紹介します。
ガラタ塔からガラタ橋までは、徒歩10分程度の距離で近いため、セットでの観光をおすすめします!
ガラタ塔の概要
ガラタ塔は、高さ約67m・9階建ての石造りの塔です。
イスタンブールのヨーロッパ側・新市街地に位置し、イスタンブールの街を一望できる人気の観光名所となっています。
14世紀中頃、現在のイスタンブールの旧市街地は、東ローマ帝国(ビザンティン帝国)の首都であり、海を挟んだ新市街地は、対峙していたジェノヴァ人(ラテン系商人)の領地でした。
このような時代背景から、ガラタ塔はジェノヴァ人によって、監視の役割を持つ塔(当時は城壁の一部)として建設されました。
その後、オスマン帝国時代には、監獄や火災の見張り台として利用され、2020年からは各時代の遺産が展示されている博物館(有料)となっています。
今回、私たちはガラタ塔の中には入りませんでしたが、歴史を知った上で見学すると、ただのランドマークでは終わらず、より興味深く楽しめると思います!
ガラタ橋の概要
ガラタ橋は、イスタンブールの旧市街地と新市街地を結ぶ、長さ490mの可動橋です。
橋は上下2層あり、上層が車道(トラムも通ります)と歩道、下層がレストラン街と歩道になっています。
ガラタ塔からは、徒歩10分程度でアクセスできます。イスタンブールの交通の要となっており、地元の方や観光客がたくさん行き来していました。
ガラタ橋の名物①釣り人
ガラタ橋周辺は釣りのポイントとなっており、ガラタ橋の上層は連日、釣り人で大賑わいです。
日本では見ることのできない光景にとても驚きました!
観光スポットを巡ることも楽しいですが、釣り人を眺めて、地元の人の1日を疑似体験することも、旅の醍醐味の1つになると思います!
ガラタ橋の名物②サバサンド
ガラタ橋周辺には、イスタンブールの人気B級グルメである「サバサンド」の屋台が数多くあります。
お店によって味が違うため(薄味で素材そのものの味を楽しむお店と、香辛料などでしっかり味付けされたお店など)、事前に調べてから訪問することをおすすめします。
参考記事▶︎【トルコ旅行記】行列ができる美味しいサバサンド店 (イスタンブール名物)
まとめ
イスタンブールの定番スポットである、ガラタ塔とガラタ橋の概要をご紹介させていただきました。
イスタンブールのあらゆる場所を観光した中で、私はガラタ橋の釣り人が1番印象に残り、お気に入りの光景になりました!
ローカルな景色を楽しむことができる、ガラタ塔とガラタ橋間の街歩きを楽しんでみてはいかがでしょうか?
参考文献(タップして開く)
- MüzeKart
Galata Tower Museum
<https://muze.gov.tr/muze-detay?Sectionld=GLT04&Distld=MRK>
(2023年11月24日最終アクセス日)