【イタリア】ミラノからヴェローナへの行き方|電車の乗り方を解説

ミラノ
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2024年5月に夫婦でイタリア旅行へ行ってきました。本記事では、ミラノからヴェローナまでの行き方を解説します。

本記事に記載する金額は、2024年5月時点の為替レートである1ユーロ=170円で計算しています。

この記事を書いた人
荒川侑子

国際関係学科を卒業。前職では、海外の農業について情報収集やレポート執筆を行う。20カ国以上を旅した経験を生かして当サイトを開設。

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ヴェローナへのアクセス方法

ミラノからヴェローナまで、主にバス・電車・新幹線でアクセスすることができます。

行き方は複数ありますが、私たちは電車(国鉄トレニタリア)を利用しました。

出発:ミラノ中央駅
⬇︎電車
到着:ヴェローナ・ポルタ・ヌオーヴァ駅

電車よりも費用を抑えたい場合はバス、短時間で移動したい場合は新幹線の利用がおすすめです。

当日の流れ

【8:45】ミラノ中央駅に到着

出発地点は、ミラノ中央駅(Stazione Milano Centrale)です。は、ミラノ・マルペンサ空港からバスで約1時間の場所にあります。

ミラノ中央駅の外観
ミラノ中央駅の内部

ミラノ中央駅の建築
リバティ様式(植物のモチーフや曲線を組み合わせた装飾)やアール・デコ様式(幾何学模様の装飾)の影響を受けており、世界で最も美しい駅と称賛されています。しかし、ムッソリーニの時代に完成したことから、ファシスト党の権力の象徴とも言われています。

ミラノ中央駅は壮大で美しいですが、大きな銃を持っている警官がパトロールしており、治安はいまいちです。

日中は貴重品の管理など、基本的なことに注意していれば問題ないと思いますが、早朝や夜間など人の少ない時間帯は利用を控えましょう。

【9:00】電車のチケットを購入

国鉄トレニタリア(Trenitalia)のチケットは、窓口・自動券売機・オンラインで購入することができます。

私たちは、ミラノ中央駅の地下にある自動券売機でチケットを購入しました。現金またはクレジットカード払いが可能です。

国鉄トレニタリアの自動券売機
自動券売機の選択画面

自動券売機の操作方法
1. 画面下部にある言語(英語の場合:イギリスの国旗)を選択します。
2. 初期画面の左上(BUY YOUR TICKET:チケットを購入する)をタップします。
3. 出発地(Milano Centrale)・到着地(Verona)・日時・座席を選択します。
→座席はファーストクラスとセカンドクラス(普通席)の2種類です。

国鉄トレニタリア(電車)料金
ミラノ→ヴェローナ
(片道・普通席)
12.75ユーロ
(約2,168円)
※2024年5月時点の情報です。

【9:05】ホームに移動して打刻

電光掲示板を見て、電車が出発するホーム(番号)を確認しました。更新が遅いこともあるため、焦らずこまめに確認しましょう。

ミラノ中央駅の電光掲示板

のりばを確認した後は、ミラノ中央駅2階にあるプラットホームへ向かいました。改札はなく、自由に出入りすることができました。

ミラノ中央駅2階プラットホーム入り口
ヴェローナ行きの電車

乗車前に、紙チケットへの打刻(オンラインチケットの場合は有効化)が必要です。打刻忘れは、罰金の対象となります。

自動券売機の画面で電車の便や日時を指定しても、紙チケットに印刷されていない場合は打刻が必要となるため、ご注意ください。

電車チケットの比較

チケットの打刻方法
プラットホーム内にある打刻機に、各自チケットを差し込んで、駅名と日時を印字します。

打刻機

今回は機械が壊れていたため、プラットホーム内で待機している駅員さんにチケットを渡すと、駅名と時間を書いてもらえました。

打刻済みの電車チケット

【9:30】ミラノ中央駅を出発

チケットの打刻を済ませた後、電車の中に入りました。セカンドクラス(普通席)は自由席となっています。

セカンドクラス(普通席)の様子

利用者が多い場合は相席になることもあります。スーツケースなどの大きな荷物は、座席上の棚や座席下に置きましょう。

【11:30】ヴェローナ駅に到着

ミラノを出発して、約2時間(定刻から15分遅れ)でヴェローナに到着しました。

ヴェローナ・ポルタ・ヌオーヴァ駅の外観

まとめ

本記事では、電車を利用して、ミラノからヴェローナへ移動する方法を解説させていただきました。

イタリアには独自のルールがあり、電車の乗り方が分からず、戸惑われる方も多いと思います。疑問や不安を払拭できれば嬉しいです。

ヴェローナの観光情報もまとめておりますので、関連記事もよろしければご覧ください。

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