2024年5月に、夫婦でイタリア旅行へ行ってきました。本記事では、私たちが旅行中によく使ったイタリア語を厳選して7つご紹介します。

挨拶など簡単な一言であっても、現地の言葉で話すと、温かい交流が生まれます。イタリア語はカタカナ発音でも十分に伝わるため、ぜひ旅行中に使ってみてくださいね!
旅行で使えるイタリア語
挨拶で使える単語
【こんにちは】ボンジョルノ(Buongiorno)
こんにちはを意味する「ボンジョルノ(Buongiorno)」は、イタリア旅行中に最も使う機会が多い言葉です。

- ショップやレストランに入店する時
- チケット売り場やスーパーのレジ
- ホテルのフロントなど
イタリアでは、ショップやレストランに入店する際に「ボンジョルノ」と軽く挨拶をすることがマナーとなっています。日本のように、無言や会釈で入店することはありません。
チケット売り場やスーパーのレジ、ホテルのフロントなどでも、用件を伝える前に「ボンジョルノ」と挨拶をすることが一般的となっています。
ちなみに、こんにちは・さようならを意味する「チャオ(Ciao)」は、親しい友人に対して使う言葉です。知らない人や目上の人に対して使うと、失礼に当たるため、旅行中は「ボンジョルノ」を使った方が無難です。
【こんばんは】ボナセーラ(Buonasera)
こんばんはを意味する「ボナセーラ(Buonasera)」は、日が沈み始めてから使う言葉です。

- レストランに入店する時など
イタリアのスーパーやお土産屋などは閉まる時間が早く、「ボナセーラ」を使う場面は限られますが、ディナーの時間帯にレストランなどで耳にすることが多いと思います。
【ありがとう】グラッツィエ(Grazie)
ありがとうを意味する「グラッツィエ(Grazie)」は、「ボンジョルノ」に次いで、使う機会が多い言葉です。

- スタッフやドライバーにお礼を伝えたい時
- 困っている時に現地の人が助けてくれた時
- 道を譲ってくれた人にお礼を伝えたい時など
初めて会う人から親しい人まで、誰に対しても使うことができます。覚えておくと万能な言葉です。
【美味しい】ボーノ(Buono)
美味しいを意味する「ボーノ(Buono)」は、美食の国であるイタリアで、気軽に使っていただきたい言葉です。

- レストランで料理の感想を聞かれた時
- お会計やお店を出るタイミング
レストランで食事をすると、終盤に「料理はいかがでしたか?ご注文のお品はすべてお揃いですか?他に注文するものはありますか?」などと聞かれることが多いです。
その際に、GOODやOKに加えて「ボーノ」と返事をすると、お店の人に喜んでもらえます!お会計やお店を出るタイミングでも問題ありません。
注文で使える単語
【数字】ウーノ(Uno)ドゥーエ(Due)トレ(Tre)
「ウーノ(Uno)、ドゥーエ(Due)、トレ(Tre)」は、イタリア語で1、2、3の数字を表します。
特に「ウーノ」は、世界中で人気のあるトランプゲームの名前となっていることから、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

- レストランやチケット売り場で人数を伝えたい時
- レストランなどで注文する個数を伝えたい時など
数字は、レストランや様々な観光スポットで、人数や個数を伝える時に使えます。まずは、旅行する人数をイタリア語(2人で旅行される方は「ドゥーエ」など)で暗記するのがおすすめです。
【飲料水】アクア(Acqua)
「アクア(Acqua)」は、イタリア語で水を意味します。イタリアの水道水は飲める場所も多いですが、日本とは違い硬水です。心配な方はスーパーなどで購入したものを飲んだ方が無難だと思います。

- レストランで飲み物を注文する時
- スーパーで商品のラベルを確認する時など
イタリアでは、スーパーでもレストランでも、2種類の飲料水(普通の水:Acqua Naturale、炭酸水:Acqua FrizzanteまたはAcqua Gassata)が用意されています。
「アクア」と注文すると、どちらの水にしますか?と必ず聞かれるため、違いを覚えておくと便利です。
【デザート】ドルチェ(Dolce)
日本のイタリアンレストランでも、メニューに「ドルチェ」と書いてあることがありますが、「ドルチェ(Dolce)」は、イタリア語でデザートを意味します。

- レストランでデザートを注文する時など
レストランでメインの食事を終えた後に「ドルチェはいかがですか?」と聞かれることがあるため、知っておくと便利です。
イタリアのドルチェ(ティラミスやパンナコッタなど)はとても美味しいので、ぜひ試してみてくださいね!
まとめ
本記事では、イタリア旅行で使える、簡単で便利な単語を7つお届けしました。
イタリアの方は、基本的に誰に対してもイタリア語で挨拶をしてくれるため、覚えたイタリア語を使うチャンスはたくさんあります。
カタカナ発音でも十分に伝わりますので、ぜひ積極的に使って、現地の方との交流を楽しんでくださいね!