2023年5月に、夫婦でフィリピン旅行へ行ってきました。本記事では、ボラカイ島で人気のホワイトビーチの様子をご紹介します。

ボラカイ島のホワイトビーチは、海水の透明度が高く、砂浜も白くてキレイです!しかし、私たちが訪れた2023年5月は緑藻が大量発生した日が多かったです…。海水浴を楽しみたい方は、訪問時期を慎重に選んだ方が良いかもしれません。
ホワイトビーチ
ホワイトビーチは、ボラカイ島の西部沿岸沿いに位置する、全長4kmの海水浴場です。
世界有数のビーチリゾート地で、大きく3つのエリア(ステーション1〜3)に分かれています。
緑藻が多い日の様子
フィリピン環境天然資源省(DENR)によると、ボラカイ島では乾季(12〜5月頃)に緑藻が増殖し、雨季(6〜11月頃)になると減少する傾向にあります。
私たちが訪れたのは乾季で、ボラカイ島旅行のベストシーズンでしたが、緑藻が多い時期と重なってしまいました。


このように緑藻が大量発生するのは、日焼け止め・放尿・屋外シャワー・生活排水の垂れ流しなどによって、緑藻の栄養となる物質が増加していることが原因のようです。

ボラカイ島の環境を整備するために、2018年には4月末から半年間島が閉鎖されて、観光客の立ち入りが禁止されたこともあります。
遠目にはキレイに見える場所でも、近づくと多くの緑藻が浮かんでいたため、私たちはあまり泳ぐ気になれず、滞在中は海辺の散歩を楽しみました。

緑藻が少ない日の様子
私たちは緑藻の多い乾季にボラカイ島を訪れましたが、最終日は奇跡的にキレイな景色を見ることができました!!

前日に大雨が降ったので、潮の流れによって、藻が移動した可能性があります(あくまで私の推測です)。

乾季であっても、美しいホワイトビーチを楽しめるかもしれないので、乾季に訪問する方も諦めずに過ごしていただきたいです^^
おまけ:ホワイトビーチの夕日
ボラカイ島のホワイトビーチは、美しい夕日を眺められる絶景スポットでもあります。




緑藻が大量発生していて、海の中に入らない日には、海岸からゆっくり夕日を楽しんでみてはいかがでしょうか?
まとめ
2023年5月(乾季)に訪れた、ボラカイ島のホワイトビーチの様子をご紹介させていただきました。
ボラカイ島の緑藻は、一般的には乾季(12〜5月頃)に増殖し、雨季(6〜11月頃)になると減少する傾向にあります。
緑藻の大量発生は、観光客の増加が一つの原因になっているので、次に訪れるとしたら、観光客が少ない時期を選ぶかもしれません。
ボラカイ島への旅行を検討している方のご参考になりましたら幸いです。
参考文献(タップして開く)
- フィリピン環境天然資源省(DENR)
SHAREWORTHY: YUCKY GREEN ALGAE? SCIENTISTS SHARE TIPS TO PROTECT BORACAY’S ENVIRONMENT
<https://ncr.emb.gov.ph/shareworthyarticle/shareworthy-yucky-green-algae-scientists-share-tips-to-protect-boracays-environment/>
(2023年11月30日最終アクセス日)