2025年9月に夫婦でヨルダン旅行へ行ってきました。本記事では、死海で浮遊体験を楽しむための基本情報を解説します。
死海の楽しみ方
基本情報
死海は、ヨルダンとイスラエルの国境にまたがる広大な塩湖です。地表で最も低い、海抜マイナス420メートルに位置します。

死海は内陸湖(ヨルダン川から水の流入はあるものの流出は蒸発のみ)であるため、塩分濃度は約30%と非常に高くなっています。
死海で浮遊体験を楽しむことができるのは、塩分を多く含む液体は重く、より軽い人間の体が浮くという仕組みのためです。
| 海水と死海の違い | 成分比率 | 塩の主成分 |
|---|---|---|
| 海水 | 水(約97%) 塩分(約3%) | 塩化ナトリウム (約78%) |
| 死海 | 水(約70%) 塩分(約30%) | 塩化マグネシウム (約50%) |
死海は塩化マグネシウムを多く含み、苦味があることも特徴です。ミネラルを豊富に含んだ、バスソルトや泥パックは人気があります。

空港で購入した死海バスソルト
2.7ディナール(約540円)
多くの観光客が訪れている死海ですが、ヨルダン川の利用増加や温暖化などの影響により、近年その面積は縮小傾向にあります。
実際に目の当たりにして、事態の深刻さが分かりました。とても難しい問題ですが、知ることが第一歩に繋がると思いました。

事前準備
施設の検討
死海には、公共ビーチとプライベートビーチがあります。プライベートビーチはホテルが運営する施設です。
| 死海 | 公共ビーチ | プライベートビーチ |
|---|---|---|
| 利用方法 | 日帰り | 宿泊または日帰り |
| アクセス方法 | バスまたはタクシー | バスまたはタクシー |
| 料金 | 無料または低価格 | 高価格 |
| 設備 | ビーチによって異なる | 充実している |
プライベートビーチは、予約なしで利用できる施設と完全予約制の施設があります。事前にリサーチすることが大切です。
服装・持ち物
死海で浮遊体験を楽しむために、服装と持ち物は、マリンアクティビティに適したものがおすすめです。
死海の日差しは強く、私は短時間でも日焼けしました。日焼け止めを塗るよりも、物理的に防いだ方が効果が高かったです。

プライベートビーチでは用意されていることも多いですが、必要に応じてタオルやバスグッズも持って行きましょう。
また必須ではありませんが、本や新聞などを持参すると、定番のポーズで写真撮影を楽しむことができます。
留意事項
死海の塩分濃度は約30%と非常に高く、一般的な海水とは異なります。留意事項を守って楽しみましょう。

当日の流れ
私たちはリゾートホテル「Movenpick Resort & Spa Dead Sea」に宿泊して、プライベートビーチを利用しました。
ホテルに到着
Movenpick Resort & Spa Dead Seaは、首都アンマンから車で1時間程度の場所にあり、バスまたはタクシーでアクセスできます。

Movenpick Resort & Spa Dead Seaを利用する際の留意点として、外部の食べ物・飲み物の持ち込みは禁止されています。
ホテル入口にあるセキュリティを通過した後、ロビーの受付でチェックインを行いました。日帰りでの利用も可能です。
| 料金 | Movenpick Resort & Spa Dead Sea |
|---|---|
| 日帰りの場合 曜日によって異なる | 1人当たり10,000円前後 (食事券つき) |
| 宿泊する場合 部屋によって異なる | 私たちは1泊24,000円 (2人分の料金・朝食込み) |
フロントから死海まで、徒歩または電動カートで移動できます。私たちは歩きましたが、片道10〜15分程度の距離でした。

水着に着替える
更衣室(男女別)は2カ所にあります。脱衣所・トイレ・洗面台・シャワーブースがあり、同時に複数人が利用できる広さでした。


シャワーブースには、シャンプー・リンス・ボディソープが備え付けられているため、日帰りで利用する場合も安心です。
休憩場所を確保する
Movenpick Resort & Spa Dead Seaのプライベートビーチは、早朝6:30から日の入りまで、好きな時間帯に利用できます。
ライフガードの方が常駐しており、死海がはじめてであることを伝えると、親切にハウツーを教えてくれました。

ビーチエリアにはタオル置き場があり、利用者は無料で借りることができます。使用後は、回収ボックスに返却します。

死海に入る前に、1人1枚タオルを受け取り、空いているビーチベットに敷きましょう。場所取りの目印にもなります。

貴重品の管理については、公共ビーチほど心配する必要はありませんが、目を離さないようにしましょう。
死海で浮遊体験
私たちは宿泊して、死海に2回入りました。午後は利用者が多く濁っていましたが、翌朝は透き通ってキレイな状態でした。
まずは浅瀬で挑戦しましょう。イスに腰をかけるような体制で、死海に浸かります。すると自然に浮くことができます。

不思議な感覚で、コツを掴むまでバランスを崩しやすかったです。プールでの浮き方や泳ぎ方は全く通用しません。
夫は泳げませんが、簡単に浮くことができました。泳げる人ほど、死海では注意が必要だと思いました。
ビーチエリアにはシャワー(押しボタン式)があります。都度シャワーを浴びて、肌に付着した塩を流しましょう。

泥パックを楽しむ
Movenpick Resort & Spa Dead Seaのプライベートビーチには、死海の泥が入った壺が用意されています。

肌に塗って10分ほど乾かした後、死海またはシャワーで泥を落とすと、肌がつるんとなめらかになりました。

まとめ
本記事では、死海を楽しむための事前準備や当日の具体的な過ごし方について、ご紹介させていただきました。
死海での浮遊体験は、これまでに経験したことのない不思議な感覚で、一生に一度の忘れられない体験になりました。
Movenpick Resort & Spa Dead Seaの宿泊記は、関連記事に詳しくまとめています。よろしければ併せてご覧ください。

