2024年3月に、夫婦で台湾旅行へ行ってきました。本記事では、台南で食べたおすすめのグルメを10種類ご紹介します。
台南は美食の街です!名物グルメやミシュランビブグルマンに選出された飲食店をご紹介します。これから台南を旅行される方のご参考になりましたら幸いです。
台南ローカルグルメ10選
私たちが実際に食べた、台南のローカルグルメを10種類ご紹介します。
本記事でご紹介する価格は、2024年3月時点のもので、1元(台湾ドル)=4.7円で計算しています。
味覚には個人差があります。料理の味などに関する感想は、参考程度にご覧いただけますと幸いです。
台南名物
新鮮!素材の旨み引き立つ「牛肉湯」
牛肉湯(ニュウロウタン)とは、生の薄切り牛肉の上に、牛肉や野菜から取ったスープを注いだ一品です。
牛肉の産地である台南では、新鮮な牛肉を使用した牛肉湯が名物の一つとなっています。
写真は、台湾料理店「文章牛肉湯」の牛肉湯です。スープは素材の旨みがしっかりと出ており、まろやかな甘みも感じられました。
具材の薄切り牛肉は生と聞いて驚きましたが、臭みなどはなく、柔らかくて食べやすかったです。
お好みで、きざみ生姜やタレなどを付けて食べると、さらに美味しくいただくことができます。
私のおすすめ度 ★★★★★(感動した)
夫のおすすめ度 ★★★★☆(美味しかった)
ふっくら美味しい白身魚「サバヒー」
サバヒーとは、インド洋から西太平洋(熱帯および亜熱帯水域)にかけて広く生息している、脂ののった白身魚です。英語ではミルクフィッシュと呼ばれています。
日本では食用にされていませんが、台湾や東南アジアでは養殖が盛んに行われており、国民魚として日常的に食べられています。
中でも台南は台湾有数の養殖地であり、サバヒーを使った様々な料理(サバヒー粥やサバヒー焼きなど)を味わうことができます。
私たちは、台湾料理店「福泰飯棹 第三代」で、サバヒー焼きを食べました。外側はカリッと焼かれていて、サバヒーの身はふっくらとしていて、とても美味しかったです。
白身はクセなどがなく食べやすかったですが、黒い腹膜は魚特有の生臭さがあったため、苦手な方もいらっしゃるかもしれません。
私のおすすめ度 ★★★★★(感動した)
夫のおすすめ度 ★★★★★(感動した)
ニンニク香る肉味噌のせた「担仔麺」
担仔麺(タンツーメン)とは、細麺の上に、肉味噌・エビ・ニンニク・パクチーなどトッピングした、台南発祥の麺料理です。
定番は汁あり担仔麺ですが、私たちは、台湾料理店「小公園擔仔麵」で、汁なし担仔麺を注文しました。
汁なし担仔麺は、全体をよくかき混ぜてから食べます。ニンニクの効いた肉味噌が細麺に絡み、パクチーの爽やかなアクセントも加わって、美味しかったです。
私のおすすめ度 ★★★★☆(美味しかった)
夫のおすすめ度 ★★★★☆(美味しかった)
インスタント麺の元祖!名物「意麺」
意麺(イーメン)とは、小麦粉と卵から作られた、平打ちの細ちぢれ麺です。
台南発祥の意麺は、一度、麺を低温の油で揚げて、乾燥させることが一般的となっており、食べる直前に麺を熱湯で戻します。
インスタント麺のルーツと言われており、麺の味やもちもちとした食感などが非常に似ていて驚きました!馴染みのある麺で、美味しかったです。
私のおすすめ度 ★★★☆☆(良い体験になった)
夫のおすすめ度 ★★★☆☆(良い体験になった)
具材を自由に選べるローカル「火鍋」
台南の火鍋専門店「小豪洲沙茶爐」では、豚骨・揚げた小魚・干しエビなどをベースとしたスープの中に、お好みの具材を入れて、火鍋を楽しむことができます。
火鍋は、豚肉鍋セットと牛肉鍋セットの2種類があり、どちらかを選択した上で、追加でお好みの具材を注文します。
鍋のスープは、素材の旨みが出ている、優しい味でした。スープの量が減ってしまった時は、セルフサービスで追加することができます(追加料金は掛かりません)。
「小豪洲沙茶爐」では、粉末ピーナッツやニンニクなどから作られた、オリジナルのつけだれ「沙茶タレ」が人気です。沙茶タレやその他の調味料も、セルフサービスで追加することができます。
沙茶タレは濃厚なため、鍋のスープで薄めて使うと、個人的にはちょうどよかったです。台湾ならではの具材がたっぷりで、貴重な体験になりました。
私のおすすめ度 ★★★☆☆(良い体験になった)
夫のおすすめ度 ★★★★☆(美味しかった)
台南スイーツ
暑い日に癒される「杏仁豆腐かき氷」
スイーツ専門店「台南五妃廟豆腐冰」では、台南名物である杏仁豆腐をトッピングした、かき氷を食べることができます。
杏仁豆腐とは、あんず(アプリコット)の種の核となる「仁」を原料としたスイーツです。独特の甘い風味があり、食感は豆腐のようになめらかで美味しかったです。
かき氷のトッピングは自由に選ぶことができます。日本のかき氷のようなシロップはなく、トッピングも素材の味を生かした味(砂糖の甘さは控えめ)でした。甘い味が好みの場合は、練乳を加えることをおすすめします。
私のおすすめ度 ★★★★☆(美味しかった)
夫のおすすめ度 ★★★★☆(美味しかった)
爽やかな甘さ「杏仁マンゴーかき氷」
スイーツ専門店「一品塘手工杏仁奶酪」では、台南名物である杏仁豆腐やマンゴーをトッピングした、かき氷を食べることができます。
マンゴーの種類やその他のトッピングは、お店のおすすめ通りです(カスタムできない商品でした)。その時々に応じて変わるようなので、参考程度にご覧いただけますと幸いです。
杏仁豆腐とは、あんず(アプリコット)の種の核となる「仁」を原料としたスイーツです。独特の甘い風味があり、食感は豆腐のようになめらかでした。
マンゴーは季節外れでしたが、完熟前の若いマンゴー(写真のうち細くて黄色いマンゴー)は特有の酸っぱさがあり、とても美味しかったです!
かき氷の上には、練乳とパッションフルーツのソースがかかっていました。かき氷の中心は、あっさりとした紅茶や蜜のような味がしました。
1皿のサイズが大きいため、家族や友人とシェアして、ちょうど良い量になると思います。
私のおすすめ度 ★★★★☆(美味しかった)
夫のおすすめ度 ★★★★☆(美味しかった)
タピオカゼリーとプリン付き「豆花」
豆花(トウファ)とは、豆乳を原料としたヘルシーなスイーツです。豆花そのものは甘くなく、小豆やシロップなどのトッピングを加えて、食べることが一般的となっています。
私たちは、スイーツ専門店「修安扁担豆花」で、粉粿(タピオカ粉から作られたゼリー)とプリン付きの豆花を注文しました。
粉粿は、オリジナル味・黒糖味・豆乳味・パイナップル味・ハイビスカス味の5種類がトッピングされており、ぷるぷるとした食感をしていました。手作りのプリンも美味しかったです。
私のおすすめ度 ★★★☆☆(良い体験になった)
夫のおすすめ度 ★★★☆☆(良い体験になった)
台湾定番ドリンク
もちもち濃厚「黒糖タピオカミルク」
黒糖タピオカミルクとは、新鮮な牛乳に、黒糖シロップとタピオカを加えた、甘いドリンクです。
牛乳と黒糖シロップを混ぜ合わせると、濃厚な味わいになります。一緒に口の中に入ってくる出来立てのタピオカは、温かくもちもちしていて、とても美味しかったです。
同じ黒糖タピオカミルクであっても、お店によって少しずつ味が異なるため、好みに合うものをぜひ探してみてくださいね!
私のおすすめ度 ★★★★★(感動した)
夫のおすすめ度 ★★★★★(感動した)
自然な甘さ「南国フルーツジュース」
台湾では、新鮮なフルーツ(パイナップル・マンゴー・ドラゴンフルーツ・グァバ・パパイヤなど)から作られたジュースを気軽に味わうことができます。
私たちは、フルーツ専門店「栄興水果店」で、グァバジュースとパパイヤミルクを購入しました。
どちらのジュースにも砂糖やシロップなどは入っておらず、自然本来の甘さが生かされていました。食後のヘルシーなデザートとしてもおすすめです。
私のおすすめ度 ★★★☆☆(良い体験になった)
夫のおすすめ度 ★★★☆☆(良い体験になった)
まとめ
今回は台南で実際に食べた、おすすめのグルメを10種類ご紹介させていただきました。
台南は美食の街であり、牛肉湯・サバヒー・担仔麺・意麺・杏仁豆腐など、様々な名物があります。
本記事の内容を参考にしていただき、ぜひ現地での食事を楽しんできてくださいね!