2024年3月に、姉妹で3泊4日の名古屋&伊勢旅行へ行ってきました。本記事では、三重県鳥羽市にある「鳥羽水族館」で、半日過ごした時の様子をご紹介します。
鳥羽水族館では、人気のラッコやジュゴンをはじめ、約1200種もの生き物が飼育されています。館内は広く、食事タイムやショーなども充実しています。
鳥羽水族館とは?
鳥羽水族館とは、1955年に三重県鳥羽市でオープンした、日本一の飼育種類数(約1200種)を誇る水族館です。
鳥羽水族館では、様々な生き物が飼育されていますが、中でも人気があるのはラッコとジュゴンです。
どちらも絶滅危惧種に指定されるほど数が減少しており、繁殖や新たな輸入も難しいため、国内の水族館では見られなくなる可能性が高いと言われています。
その他に、絶滅が危惧されているアフリカマナティー(2頭:かなた&みらい)も、国内では鳥羽水族館でのみ飼育されています。
鳥羽水族館の所要時間ですが、人気スポットを中心に一部を見て回りたい方は2〜3時間程度、全体をじっくり見て回りたい方は4時間以上あると安心です。
チケットの購入方法
鳥羽水族館の入館チケットは、以下のいずれかの方法で購入することができます。
入館チケットの価格はどちらも同じですが、当日チケット売り場の列に並ばなくて済むため、鳥羽水族館公式ウェブサイトで購入されることをおすすめします。
ご参考までに、私たちは事前に鳥羽水族館公式ウェブサイトで、入館チケットを購入しました。価格は1人当たり2,800円(2024年3月時点)でした。
半日の流れ
鳥羽水族館へのアクセス方法
【8:40頃】伊勢市駅から鳥羽駅へ移動
鳥羽水族館の最寄駅は「鳥羽駅」です。JR東海〈参宮線〉と近畿日本鉄道〈鳥羽線〉〈志摩線〉の3路線が乗り入れています。
私たちの出発点である「伊勢市駅」から「鳥羽駅」までは、電車で20分程度の距離でした。
鳥羽水族館は「鳥羽駅」から徒歩10分程度、離れた場所にあります。道中には、伊勢志摩の特産品である、真珠にまつわる観光スポットが数多くありました。
【9:30頃】鳥羽水族館へ入館
鳥羽湾の美しい景色を眺めながら歩き、私たちは開館時間の15分前に鳥羽水族館へ到着しました。
この時点ですでに、①チケット売り場の列(窓口で当日チケットを購入する人の列)と、②入館待ちの列(WEBチケット購入済みの人の列)ができていました。
並ぶ列をお間違えにならないよう、お気を付けください…!
私たちは、事前にWEBチケットを購入していたため、入館待ちの列に並びました。営業時間になると、最前列の人から順番にWEBチケット(QRコード)を提示して、スムーズに入館することができました。
鳥羽水族館の回り方
鳥羽水族館では、毎日イベント(生き物のショーやお食事タイムなど)が開催されています。
そのため、あらかじめ行きたいイベントの目星を付けておくと、1日のスケジュールが立てやすくなります。
▶︎鳥羽水族館公式ホームページ(ショー・お食事タイム)はこちら
イベントの時間と場所は決まっていますが、順路はなく、イベントの合間には、館内を自由に見て回ることができます。
本記事では、私たちの鳥羽水族館の回り方をご紹介します。ご参考になりましたら幸いです。
【9:40頃】ラッコのお食事タイム
鳥羽水族館で、朝イチに行われているイベントは「ラッコのお食事タイム」です。
ラッコ「メイ&キラ」の食事の様子や、様々なパフォーマンスを見学することができます。
見た目や仕草がキュートであることに加えて、メイとキラ、それぞれの個性が光っていたことも、愛おしく感じるポイントでした。
魚を取るために水中をジャンプしたり、陸地を歩いたりするなど、高い知能を持つ、ラッコの新たな一面も知ることができました。
とても可愛くて、賢いラッコ「メイ&キラ」の様子は、動画にもまとめています。よろしければご覧ください⬇︎
【10:20頃】自由観覧①極地の海エリア
ラッコのお食事タイムが終わった後は、同じエリアにいた、バイカルアザラシやイロワケイルカを観察しました。
つるんと丸みのあるフォルムが可愛かったです。スイスイと活発に泳いでいる姿を見ることができました。
【10:30頃】海獣の王国お食事タイム
「海獣の王国お食事タイム」は、ハイイロアザラシやトドの食事の様子を見ることができるイベントです。
2階では巨大チューブの中に入ってより間近に、3階では全体を俯瞰しながら観覧することができます。
中でもアシカ科の中で最も大きい、トドの食事や水中に飛び込むシーンは迫力がありました!
食いしん坊なトドのようで、飼育員さんにおねだりする様子や、魚がなくなった後の悲しげな表情はおもしろかったです。
【10:45頃】自由観覧②人魚の海エリアなど
海獣の王国お食事タイムが終わった後は、館内2階エリアを自由に見て回りました。
人魚伝説のモデルとも言われているジュゴンやアフリカマナティは、国内では鳥羽水族館でのみ飼育されており、特に見逃せない生き物です。
どちらも草食性の哺乳類で、性格は穏やかで温厚です。顔やフォルムが可愛く、見ていて癒されました。
その他におすすめなのは、サンゴ礁の海の中を再現した、コーラルリーフ・ダイビングエリアです。
巨大な水槽の中で泳ぐ、カラフルで美しい魚たちを見て、海の世界に入り込んだ気分になれました。
【11:30頃】アシカショー
アシカショーでは、アシカと飼育員さんの息の合ったパフォーマンスを見ることができます。
ボールキャッチや輪投げなど、しっかりと仕事をこなすアシカもすごいのですが、正確な位置に投げる飼育員さんの技術にも驚かされました。
アシカショーは先着順となっていました。会場は広いですが、満席に近い状態だったため、早めに会場に入って、席を確保されることをおすすめします。
【11:45頃】ショップでお土産を購入
鳥羽水族館内のショップでは、靴下などのオリジナルグッズや、伊勢志摩のお土産が売られています。
私は来館した記念に、ラッコ「キラ&メイ」のアンブレラマーカーを購入しました。旅行用リュックに付けて、目印にしています。
【12:30頃】鳥羽水族館を退館
お土産を購入した後、鳥羽水族館を退館しました。滞在時間は約3時間でしたが、様々な海の生き物と出会い、楽しい時間を過ごすことができました。
再訪する機会があれば、次回はお昼ご飯を挟んで、午後もゆっくり観覧したいと思います。
まとめ
鳥羽水族館(三重県鳥羽市)の見どころやチケットの購入方法などをご紹介させていただきました。
鳥羽水族館は生き物の飼育種類が豊富で、敷地の面積も広いため、あらかじめ見て回りたい生き物やショーを決めておくとスムーズです。
また、入館チケットは窓口で購入することもできますが、行列ができることもあるため、オンラインで事前に購入しておくと安心だと思います。