2024年3月に、姉妹で3泊4日の名古屋&伊勢旅行へ行ってきました。本記事では、三重県伊勢市にある「伊勢神宮(外宮・内宮)」を参拝した時の様子をご紹介します。
伊勢神宮は、日本で最も格式の高い神社であり、一生に一度は訪れたい場所です。参拝と合わせて楽しみたい、食べ歩きについてもご紹介します。
伊勢神宮(外宮・内宮)とは?
伊勢神宮とは、天照大御神を祀る皇大神宮(内宮)、豊受大御神を祀る豊受大神宮(外宮)をはじめとする、合計125社から成る神社の総称です。
天照大御神とは
皇室の祖神とされている、八百万の神の中で最も尊い女神
豊受大御神とは
天照大御神の食事を司る、衣食住や産業の守り神
今から約2000年前に創設されたと言い伝えられており、正式名称は「神宮」と言います。
伊勢神宮の回り方は、先に外宮(正宮→別宮)、その後に内宮(正宮→別宮)の順番で参拝することが、古くからの習わしとなっています。
半日の流れ
【9:30】JR伊勢市駅からスタート
伊勢神宮(外宮)の最寄駅は「伊勢市駅」です。JR東海〈参宮線〉と近畿日本鉄道〈山田線〉の2路線が乗り入れています。
私たちは、午前中に名古屋駅から伊勢市駅へ移動し、ホテルに荷物を預けてから、お伊勢参りをスタートしました。
【9:35】外宮参道で食べ歩き
伊勢駅から伊勢神宮(外宮)までの道のりに、飲食店やお土産ショップが立ち並ぶ「外宮参道」があります。
和モダンでおしゃれなお店が多く、楽しく散策できるスポットです。
私たちは、まだ朝食を食べていなかったため、伊勢神宮(外宮)を参拝する前に、2店舗で軽く腹ごしらえをしました。
伊勢神宮は敷地が広く、1日を通して長い距離を歩くこととなったため、最初にエネルギー補給をしておいてよかったと思いました。
午後に訪れた、おはらい町やおかげ横丁と比較すると、外宮参道の人通りは落ち着いていました。休憩時に、混雑を避けたいという方にもおすすめの場所です。
味の感想や価格などの詳細は、別記事にまとめています。
▶︎【伊勢旅行記】食べ歩きにおすすめ!伊勢の名物グルメ9選|おはらい町&外宮参道
【10:15】伊勢神宮(外宮)を参拝
JR伊勢市駅から出発し、外宮参道を通過して、伊勢神宮(外宮)の入口に到着しました。
伊勢神宮(外宮)の参拝ルートは、最初に正宮である「豊受大神宮」、その後に別宮である「多賀宮・土宮・風宮」となっています。
正宮までは平坦な砂利道となっていますが、別宮は山の上にあり、石段を登る必要がありました。
豊受大神宮では、豊受大御神(天照大御神の食事を司る、衣食住や産業の守り神)をお祀りしています。
唯一神明造と呼ばれる日本古来の建築様式となっており、檜の素木を生かした非常にシンプルな造りでした。
流造(全国で最も多い神社の建築様式)の神社とは異なり、装飾や色はありませんが、時代を超える美しさを感じることができました。
【11:00】バスで内宮前まで移動
伊勢神宮(外宮)の参拝後は、バス停「外宮前」から乗車して、バス停「内宮前」まで移動しました。
▶︎三重交通バス停「外宮前」の時刻表(公式ウェブサイト)はこちら
全国の交通系ICカードを利用することができました。乗車時(中ドア)と降車時(前ドア)に機械へタッチします。
利用者が多く、バス停前には列ができていました。時間に余裕を持って、利用されることをおすすめします。
【11:30】伊勢神宮(内宮)を参拝
バス停「内宮前」で下車した後は、入口にある宇治橋を渡り、五十鈴川で心身を清めてからお参りします。
伊勢神宮(内宮)の参拝ルートは、最初に正宮である「皇大神宮」、その後に別宮である「荒祭宮・風日祈宮」となっています。
域内はとても広いですが、参拝者向けの休憩所を利用しながら(無料の飲用水がありました)、回ることができました。
皇大神宮では、天照大御神(皇室の祖神とされている、八百万の神の中で最も尊い女神)をお祀りしています。
外宮の豊受大神宮と同様に、唯一神明造と呼ばれる日本古来の建築様式となっており、自然に溶け込む、神聖な雰囲気を感じました。
参拝の帰りには、宇治橋の最後から2番目の擬宝珠(橋の安全を祈願した萬度麻が納められている)に、触れて帰ると良いそうです。
【12:15】おはらい町&おかげ横丁で食べ歩き
伊勢神宮(内宮)の参拝後は、近くにある「おはらい町」と「おかげ横丁」で食べ歩きを楽しみました。
江戸〜明治時代の伊勢の町並みが再現されており、タイムスリップしたような気分を味わうことができます。歩いて通るだけでも楽しい場所です。
お土産ショップはもちろんのこと、どこに入ろうか迷うほど、数多くの飲食店が立ち並んでいました。
「伊勢うどん」や「赤福餅」など、伊勢名物はどれも美味しかったです。
昔ながらの趣のある雰囲気の中で、食事ができたことも良い体験になりました。
夕方17時頃には閉店してしまうお店が多いため、訪問される際は、時間帯にお気を付けください。
味の感想や価格などの詳細は、別記事にまとめています。
▶︎【伊勢旅行記】食べ歩きにおすすめ!伊勢の名物グルメ9選|おはらい町&外宮参道
【14:50】JR伊勢市駅に戻る
伊勢神宮(内宮)の参拝を終えて、食べ歩きを楽しんだ後は、バス停「内宮前」から乗車して、バス停「伊勢市駅前」まで戻りました。
▶︎三重交通バス停「内宮前」の時刻表(公式ウェブサイト)はこちら
お伊勢参りを通して、心身ともに清められて、これからもまた頑張ろうと気持ちが新たになりました。
まとめ
伊勢神宮(外宮・内宮)の参拝から食べ歩きまで、半日の過ごし方をご紹介させていただきました。
伊勢神宮では、撮影不可の場所もあり、厳かな雰囲気を含めて、実際に訪れてみないと分からないことが多くありました。
参拝前後の食べ歩きも計画に入れて、お伊勢参りをぜひ満喫してきてくださいね!
参考文献(タップして開く)
- 伊勢神宮 公式ホームページ
<https://www.isejingu.or.jp>
(2024年4月11日最終アクセス日)