2024年3月に、姉妹で3泊4日の名古屋&伊勢旅行へ行ってきました。本記事では、三重県伊勢市で食べたおすすめのグルメを9種類ご紹介します。

伊勢市は、美味しい食べ物がたくさんあるグルメな街です。伊勢神宮の外宮や内宮を参拝される際には、食べ歩きもセットで楽しまれてくださいね!
伊勢グルメ9選
太く柔らかい麺が美味しい「伊勢うどん」
伊勢うどんは、太くて柔らかい麺に、たまり醤油と出汁を合わせたタレを絡めて食べる一品です。

600円(2024年3月時点)
麺はコシがなく、九州の柔らかいうどんと食感が似ていると感じました。またタレは濃い色をしていますが、ほのかに甘みのある、あっさりとした味でした。
シンプルな見た目の中にも、旨味が凝縮されており、また食べたいと思うほど美味しかったです。ぜひ現地でお試しください。

私のおすすめ度 ★★★★★(感動した)
今回は伊勢神宮(内宮)の参拝後に、おかげ横丁にある、伊勢うどん店「ふくすけ」で食事をしました。
人気のお店のため、お昼の時間帯は行列ができていましたが、回転率が高く、思っていたよりも列は早く進みました。先に注文と会計を済ませてから、空いている席に座って、番号札で料理を待つスタイルでした。

うどんの麺の量が多いかなと心配していましたが、一人一品ずつの注文でちょうどよかったです。完食後も、引き続き食べ歩きを楽しめるサイズ感でした。

伊勢うどんには、お好み(有料)で卵黄やとろろなどをトッピングすることができます。薬味(ネギ)のみでも、とても美味しかったです。
贅沢な朝の時間を味わえる「朝かゆ」
朝かゆは、朝食に食べるお粥のことで、体を温める効果があり、食べ歩きで疲れた胃腸にも優しい食事です。
私たちが訪問した「あそらの茶屋」の朝かゆは、お粥に合う様々なおかずがセットとなっており、朝から贅沢な時間を味わうことができました。

1,500円(2024年3月時点)
- 食前酒(ノンアルコール梅酒)
- お粥と秘伝のタレ
- 赤だし
- 季節の小鉢
- 温泉玉子
- お漬物
- 酢の物
- 珍味
- 干物
- ぜんざいなど
朝の始まりが早く(伊勢神宮は早朝5時から参拝可能)、飲食店の閉店時間が早い伊勢で、ピッタリの朝活になることと思います。

私のおすすめ度 ★★★★☆(美味しかった)
「あそらの茶屋」は、伊勢神宮(外宮)の近くにある和食店です。

時間帯によって提供されるメニューが異なり、朝かゆは7:30〜10:00(2024年3月時点)まで注文することができます。通常の朝かゆに加えて、伊勢の海の幸(鮑・鯛・伊勢海老・さざえ)が加わった朝かゆもありました。


通常の朝かゆにさざえが加わったもの
1,800円(2024年3月時点)
私たちは、開店時間を少し過ぎた時間帯に訪問しました。7時台は席に余裕がありましたが、お店を出る8時台には、順番を待っている人もいました。また食事の提供まで少し時間が掛かったため、時間に余裕を持って、訪問されることをおすすめします。
熱々で具沢山のがんもどき「飛龍頭」
飛龍頭(は、すりつぶした豆腐に、ニンジンなどの野菜や卵を加えて、丸めて油で揚げた一品です。
地域によって呼び名が異なり、関西では「飛龍頭」、関東では「がんもどき」と呼ばれることが多いようです。

400円(2024年3月時点)
一口サイズのものがメジャーだと思いますが、私たちが購入した「岩松屋」の飛龍頭は握りこぶしのサイズで、その大きさに驚きました!揚げたての飛龍頭は熱々で弾力があり、美味しかったです。

- 豆腐
- うずらの卵
- ワカメ
- ひじき
- タケノコ
- ニンジン
- ゴボウ
- キクラゲ
- 枝豆
- しいたけなど

私のおすすめ度 ★★★★☆(美味しかった)
私たちは伊勢神宮(外宮)の参拝前に、かまぼこ店「岩松屋外宮前店」を訪れました。
店舗前にあるベンチに座って、揚げたての練り物を楽しむことができます。飛龍頭の他に、チーズ棒なども人気メニューのようでした。

飛龍頭はサイズが大きく重量感もあるため、家族や友人とシェアしたり、持ち帰って食べたりするのもいいと思います。
柔らかい松阪牛の「串カツとコロッケ」
松阪牛とは、三重県松阪市やその近郊の生産地域で肥育された黒毛和種の雌牛のことで、日本三大和牛の一つとして知られています。
一般的に、松阪牛のお肉はきめの細かい霜降り肉で、甘味があり、柔らかくてなめらかな口当たりを特徴としています。
松阪牛のステーキやにぎり寿司なども人気がありますが、私たちはより気軽に楽しめる、松阪牛の串カツとコロッケを購入しました。

串カツ1本500円(2024年3月時点)
コロッケ1個120円(2024年3月時点)
串カツには松阪牛のブロックが3個ほど連なっており、コロッケには松阪牛のミンチが入っていました。
どちらも揚げたてで、外側の衣はサクッと軽い食感をしていました。中身の松阪牛は、ほんのり甘味があり、想像以上に柔らかくて、美味しかったです。
松阪牛の本来の旨みや柔らかさを味わってみたい方には、串カツをおすすめします。

私のおすすめ度 ★★★★★(感動した)
「めし勇精肉店」は、JR伊勢市駅から徒歩3分程度の場所にある、地元のお肉屋さんです。
普段は地元の方の利用がメインだと思いますが、テイクアウト用のお惣菜もあるため、私たちのような観光客でも気軽に利用することができました。


国産の鶏肉や豚肉も販売されていました。
松阪牛のコロッケや串カツなどのお惣菜は、注文後に揚げられるため、提供までに少々時間が掛かりました。時間に余裕を持って、訪問されることをおすすめします。
旨味の詰まった肉厚な「あわび串」
三重県の伊勢志摩は、リアス式海岸という地形により、伊勢えびをはじめとした様々な海の幸に恵まれており、あわびの名産地としても知られています。
あわび串は、旨味の詰まった、柔らかい肉厚のあわびを堪能することができる一品です。
私たちが訪問した「ゑびや商店あわび串屋台」では、あわびの味付けを焼き塩味またはバター醤油味の中から選ぶことができました。

1ケ串850円(2024年3月時点)
三重県産のあわび串は、あわび漁の解禁期間(5〜9月頃)のみ、数量限定で販売されるそうで、禁漁期間は韓国産のあわびが提供されているそうです。

妹のおすすめ度 ★★★★☆(美味しかった)
※私は苦手なため食べていません。
「ゑびや商店あわび串屋台」は、伊勢神宮(内宮)の鳥居前にある、おはらい町の中に立ち並んでいる飲食店の一つです。
あわび串の他に、サイダーなどの飲み物も販売されていました。私たちの前には、2〜3グループ並んでいる程度で、スムーズに購入することができました。

あわびを丸ごと1個、食べる機会はあまりないため、シーフード好きの妹はとても喜んでいました!
本店で味わう!手作りの「赤福餅」
赤福餅とは、お餅(国産のもち米を使用)の上に、あっさりとした甘さでなめらかなこし餡(北海道産の小豆を使用)がのった和菓子です。
お土産(テイクアウト)用の赤福餅は工場で製造されていますが、店内飲食用の赤福餅は「餅入れさん」と呼ばれる職人さんたちによって手作りされています。

12個入り1,300円(2024年3月時点)

2個入り・番茶付き300円(2024年3月時点)
赤福餅は以前から好きで、お土産で何度も食べたことがあったのですが、手作りのものは今回初めて食べました。
どちらも美味しいのですが、お餅の柔らかさに違いがあり、驚きました。
手作りの赤福餅の方がより柔らかくて、口の中でとろとろと溶けて、なくなってしまうような感覚がありました。また現地で食べたい一品です。

私のおすすめ度 ★★★★★(感動した)
「赤福本店」は、伊勢神宮(内宮)の鳥居前にある、おはらい町通り沿いにあります。

店内は、お土産購入(テイクアウト)用のレジと、店内飲食用のレジに分かれていました。私たちが訪問した昼食の時間帯は、どちらにも列ができていましたが、思いのほか早く進みました。
飲食をしたい場合は、先にレジで注文と会計を済ませてから、店内の奥にある座敷に座って、番号札で注文品を待ちます。
赤福のこし餡は独特な形をしていますが、本店の前を流れている、五十鈴川の川の流れをイメージして作られているそうです。

趣のある雰囲気の中で、赤福餅を味わうことができました。
もっちり透明感のある「へんば餅」
へんば餅とは、団子生地(国内産の上新粉を使用)の中に、口当たりのなめらかなこし餡(国産の小豆を使用)を包み合わせて、両面にこんがり焼き色を付けた和菓子です。

2個入り・お茶付き180円(2024年3月時点)
団子生地はもっちりとしており、中のこし餡はまろやかな甘さで、とても美味しかったです。
店内飲食では、へんば餅に付いてくるお茶がセルフサービスとなっており、温茶と冷茶から自由に選ぶことができました。

私のおすすめ度 ★★★★☆(美味しかった)
今回は、伊勢市駅から徒歩1分程度の場所にある「へんばや商店伊勢市駅前店」を訪問しました。
へんばや商店は、伊勢市内に4店舗(本店・宮川店・おはらい町店・伊勢市駅前店)あり、伊勢観光でひと休みしたい時に、気軽に立ち寄ることができます。

私たちが利用した「伊勢市駅前店」では、外にあるカウンターで注文と会計を済ませてから、中の飲食スペースで注文品を待つという流れでした。
飲食スペースには、お伊勢参りの歴史などをまとめた展示があったため、へんば餅を食べながら、興味深く拝見しました。伊勢神宮(外宮)の参拝前後に、おすすめの休憩スポットです。
コクのある濃厚な「伊勢茶マカロン」
三重県(静岡県と鹿児島県に次ぐ日本茶の産地)で生産された茶葉を100%使用した緑茶のことを「伊勢茶」と呼びます。
伊勢茶マカロンは、伊勢茶のコクのある濃厚な味わいを存分に楽しむことができる一品です。

300円(2024年3月時点)
私たちが購入した「参道TERRACE」の伊勢茶マカロンは、生地もクリームも分厚く、周りはサクサク、中はしっとりとしており、食べ応えがありました。
丁寧に手作りされているのだと思います。心から「美味しい!」と感じるマカロンは久しぶりで、満足度が高かったです。

私のおすすめ度 ★★★★★(感動した)
カフェ「参道TERRACE」は、伊勢市駅から徒歩1分程度の場所にあります。
カフェでは、コーヒーなどの飲み物やスイーツが提供されており、店内飲食もテイクアウトも可能となっています。

今回、私たちはお伊勢参りの終わりに立ち寄りました。疲れていたため、テイクアウトを選択しましたが、店内はおしゃれで素敵な雰囲気でした。機会があれば、また訪問したいと思っています。
果実を丸ごと使った「オレンジジュース」
ジュース専門店「まるごと果汁店」では、果実を丸ごと使った、生搾りジュースを楽しむことができます。
ジュースは、オレンジとグレープフルーツの2種類があり、私たちは人気のオレンジを選びました。

450円(2024年3月時点)
砂糖などが一切加わっていない、100%ナチュラルなオレンジジュースで美味しかったです。ジュースの量は少なめでした。

私のおすすめ度 ★★★☆☆(良い体験になった)
「まるごと果汁店」は、伊勢神宮(内宮)の鳥居前にある、おはらい町の中に立ち並んでいる飲食店の一つです。
先に中央にあるレジで会計を済ませてから、左側にある受け取りの列に並びます。

店員さんにレシートを渡すと、専用の機械を使って、ジュースを作ってくれます。目の前でジュース作りを見学することができておもしろかったです。
まとめ
今回は三重県伊勢市で実際に食べた、おすすめのグルメを9種類ご紹介させていただきました。
新鮮な素材を生かした食べ物が多く、和菓子のお土産など、日持ちしないものも多いです。
伊勢市を訪れた際には、ぜひ現地でしか味わえない、作りたての美味しい料理やスイーツを味わってみてくださいね!