こんまり®︎流片付けコンサルタントの荒川侑子です。
こんまり®︎流片付けでは、ミニマリストになることを特に推奨しているわけではありません(ミニマリストでも、マキシマリストでも、人それぞれのときめきを尊重しています)。
しかし、私自身はこんまり®︎メソッドで片付けて、周りから「ミニマリストだね」と言われるようになりました。
そして
- 私もミニマリストになりたい!
- ミニマリストに憧れる!
というお声をよくいただくようになったので、今回はミニマリストを目指す方に向けて「こんまり®︎メソッド」の片付けの5つのステップをご紹介します。
①理想の暮らしを考える

最初に、片付けで叶えたい「理想の暮らし=片付けのゴール」をイメージします。
この記事を読んでくださっている方の理想の暮らしは、ミニマリストになることだと思うのですが、ミニマリストの中身は人ぞれぞれ違うと思います。
- 憧れのミニマリストさんはいますか?
(例)YouTube、Instagram、雑誌などで憧れる方 - どうしてミニマリストになりたいのですか?
(例)必要最低限のモノで暮らして、お金を貯めたい/片付ける手間や悩む時間を減らして、仕事や趣味に熱中したい/インテリア(上質な暮らし)にこだわりたい - ミニマリストになったら、毎日をどんな気持ちで過ごせますか?
(例)今あるモノを大切にして(浪費しなくなり)、お金の心配が減る/家事が楽になって、心穏やかに過ごせる
ミニマリストや片付けは幸せになる一つの手段であり、目的ではありません。
「私は〇〇のために、ミニマリストを目指すんだ」とミニマリストのその先の目的が明確になると、モチベーションがグッと上がって、今後の片付けが捗るようになりますよ!
②「場所別」ではなく、「モノ別」に片付ける

一般的には「今日はこの引き出しの中を片付けよう!」など、場所別に片付けることが主流だと思います。
しかし、こんまり®︎メソッドでは、モノ別に片付けることをおすすめしています。
なぜなら、あちこちに分散しているモノを一気にまとめて片付けることで、効率的に進めることができるからです。
またミニマリストを目指す方は、モノの量にこだわりたい方も多いと思うのですが
- モノの総量を確認できる
- 同じカテゴリーのモノを比較できるので、選びやすくなる
- 自分の好みや価値観が明確になる
といったメリットも、モノ別の片付けにはあります。
③触った時に「ときめき」を感じるかどうかでモノを見極める

そして、こんまり®︎メソッドの1番の特徴が「ときめきでモノを選ぶ」ということです。
捨てるモノではなく、あなたが「ときめくモノ=持っていて幸せなモノ」を選んでいきます。
ときめくモノの量が多いと感じる場合は、自分の「ときめく量」も同時に考えていきます。
ミニマリストの○○さんが言っていたから「これを捨てよう」「これは残そう」というのも悪くはないのですが、何を持っていて幸せを感じるのか?は極めて個人的な感覚です。
ぜひご自身のときめきを信じて、モノを選んでみてくださいね!
1人ではなかなか決断できないという方は、こんまり®︎流片付けレッスンもおすすめです。

1人で片付けた時より、決断して、より多くのモノを減らすことができました。悩んでいると、どうしても捨てずにそのままになっているモノが多くあって、その時に横でアドバイスをもらえることで片付けが上手くいきました。
これから自分でも片付けができるようになったと思います。自信がつきました。
お客様がご自身のときめきでモノを選び、理想の暮らしを実現できるよう、片付けをガイド&サポートしています。
④「正しい順番」で片付ける
こんまり®︎メソッドでは、衣類→本→書類→小物→思い出品の順番で片付けることをおすすめしています。
なぜ衣類から始めるかというと、普段から身に付けていて、ときめきで判断しやすいカテゴリーだからです。

この順番で進めると、自分の価値観がどんどん明確になって、最難関の思い出品まで、驚くほどスムーズに片付けられるようになります。
⑤「あらゆるモノの定位置」を決める

最後は、モノの定位置を一つ残らず決めていきます。
モノの定位置が決まることで、日々の片付け(使ったモノを元の場所に戻すこと)がとても楽になり、キレイな状態をキープしやすくなります。
定位置を決める時は、大きいモノから順に、決めていくことがおすすめです。
大きいモノの場所を先に確保して、空いたスペースにその他の小さいモノを置いていくと、収まりがよくなります。
ミニマリストになりたい方におすすめの「こんまり®︎メソッド」片付けの5つのステップをご紹介させていただきました。
ぜひ5つのポイントを意識しながら、片付けを始めてみてくださいね。応援しています!