2024年5月に、夫婦でイタリア旅行へ行ってきました。本記事では、ヴェネツィアの公共交通機関である、水上バスの乗り方を解説します。

ヴェネツィア内の移動手段は、主に徒歩と水上バスの2択になります。短距離の移動は徒歩、長距離の移動は水上バスがおすすめです。
水上バスとは?
水の都であるヴェネツィアでは、ヴァポレット(Vaporeto)と呼ばれる、水上バスが運航されています。

運営会社は2社(Actv社とAlilaguna社)ありますが、ヴェネツィア本島内を移動する場合、路線や本数の多い、Actv社の利用が便利です。
チケットの購入方法
ヴェネツィアの水上バス(Actv社)のチケットは、窓口・自動券売機・オンラインで購入することができます。どこで購入しても、チケットの料金は同額でした(2024年5月時点)。
チケットの種類 | 料金 |
---|---|
シングルチケット (有効時間:75分) | 9.5ユーロ (1,615円) |
1日チケット (有効時間:24時間) | 25ユーロ (4,250円) |
2日チケット (有効時間:48時間) | 35ユーロ (5,950円) |
3日チケット (有効時間:72時間) | 通常:45ユーロ (7,650円) 29歳以下の割引:33ユーロ (5,610円) |
1週間チケット | 65ユーロ (11,050円) |
VENEZIA UNICA公式サイト
オンラインチケットの購入はこちら⬇︎
<https://www.veneziaunica.it/en/e-commerce/services>
私たちは、まず窓口での購入を試みましたが、クレジットカードの利用が不可だったため、自動券売機で購入することになりました。


自動券売機は5ヶ国語(イタリア語・英語・ドイツ語・フランス語・スペイン語)に対応しており、現金またはクレジットカードでの支払いが可能です。

ご参考までに、私たちは1日チケット(自動改札機を通った時刻から起算して、24時間有効になる乗船券)を購入しました。1日チケットの料金は、大人1人当たり25ユーロ(約4,250円:2024年5月時点)でした。

水上バスの乗車方法
水上バスのチケットを購入した後は、自動改札機を通ります。改札機の読み取り部に、チケットをタッチすると、通過することができます。

自動改札機は、通常ゲート(観光客向け)と優先ゲート(地元民向け)に分かれているため、ご注意ください。

ピンクの改札:優先ゲート(地元民向け)
自動改札機を通過した後は、行き先を確認して、待合室に進みます。水上バスの運行間隔は、約10〜15分です(路線や時間帯などによっても異なります)。

水上バスが到着したら、順番に乗り込みます。日中に乗船したところ、東京の満員電車並みの混雑具合で非常に驚きました。

目的地に着いたら、水上バスを速やかに降ります。各駅停車のため、下船ボタンはありません。出口には、自動改札機もありませんでした。
まとめ
本記事では、水上バスを利用して、ヴェネツィア本島内を移動する方法を解説させていただきました。
ヴェネツィアの水上バスは利用者が多いため、時間に余裕を持って、利用されることをおすすめします。