『人生がときめく片づけの魔法』を読んでも片付けられなかったら、ここを疑ってみて!

こんまり®︎メディア情報

株式会社KMJ(こんまり®︎メディアジャパン)公認、こんまり®︎流片付けコンサルタントの荒川侑子です。

近藤麻理恵さん著書『人生がときめく片づけの魔法』

書籍『人生がときめく片づけの魔法』では、「こんまり」こと近藤麻理恵さんが独自に編み出した片付け法がまとめられています。本書籍は、世界40カ国以上で翻訳出版され、発行部数は1400万部(2023年3月現在)を超える、世界的ベストセラーとなりました。

本記事では『人生がときめく片づけの魔法』を読んで、片付けを実践してみたけれど、上手くいかなかったとお悩みの方に向けて、よくある3つの原因を解説します。当てはまる項目はないか、ぜひご確認くださいね!

この記事を読んでいただくと…
・片付けが上手くいかない3つの原因が分かります。
・片付けのよくある失敗例を知ることができます。
・片付けの成功の秘訣を知ることができます。

こんまり®︎流片付けが上手くいかない理由

書籍『人生がときめく片づけの魔法』を読んでも、片付けが上手くいかない場合は、いずれかの項目に当てはまっている可能性が高いです。

こんまり®︎流片付けが上手くいかない原因3選
  1. 理想の暮らしを思い描いていない。
  2. カテゴリー別にモノを全出ししていない。
  3. 収納の前に捨てるを終わらせていない。

これから各項目の詳細をご説明します。

理想の暮らしを思い描いていない

1つ目に考えられる原因は、理想の暮らしを思い描いていないことです。

こんまり®︎流片付けは、5つのステップで構成されています。最初のステップは、理想の暮らしを考えることです。

こんまり®︎メソッド「片付けの5つのステップ」
  1. 理想の暮らしを考える
  2. モノ別に片付ける
  3. 触った瞬間にときめきを感じるかどうかで判断する
  4. 正しい順番で片付ける
  5. 家にあるあらゆるモノの定位置を決める

本を読んで、片付けを独学で進めている方は、このステップを飛ばしていたり、理想が曖昧でふわっとしていることが多いです

理想の暮らしは、片付けのゴールに相当します。片付ける目的があやふやな状態では、何を目指して片付けているのか分からなくなり、途中でやる気を失ったり、片付けても片付けても終わらない無限ループに陥ってしまったりする原因になります。

そのため、理想の暮らしは、情景が周りの人にも伝わるほど、細かく考えます。最初は面倒に感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、一度考え始めると、夢が膨らんで、とても楽しくなりますよ♫

関連記事:より詳しく知りたい方はこちらからご覧ください⬇︎
【こんまり®︎メソッド】片付けの5つのステップ①理想の暮らしを考える

カテゴリー別にモノを全出ししていない

続いて2つ目に考えられる原因は、カテゴリー別にモノを全出ししていないことです。

こんまり®︎メソッドの2番目のステップは、場所別ではなく、モノ別に片付けることです。衣類→本→書類→小物→思い出品の順番で片付けを進め、カテゴリーごとにモノを全出しします。

こんまり®︎メソッド「片付けの5つのステップ」
  1. 理想の暮らしを考える
  2. モノ別に片付ける
  3. 触った瞬間にときめきを感じるかどうかで判断する
  4. 正しい順番で片付ける
  5. 家にあるあらゆるモノの定位置を決める

この全出しを飛ばしている場合は、モノの見極めがきちんとできていませんなぜなら、クローゼットや引き出しの中、本棚に置きっぱなしにしているモノは、風景の一部に溶け込んでいるからです。眺めるだけでは決して判断できないため、モノは必ず取り出して、触って見極めます。

また、片付けられない1番の原因は、モノの多さにあります。全出しをして、これだけたくさんのモノを所有していたんだと現実と向き合い、ショックを受けるからこそ、このままではいけないと本気で片付けることを決意します

面倒だなという気持ちから全出しを避けていた方は、騙されたと思って一度、実践してみてくださいね!全出しをした方が、片付けが捗ることをきっと実感されますよ^^

関連記事:より詳しく知りたい方はこちらからご覧ください⬇︎
【こんまり®︎メソッド】片付けの5つのステップ②モノ別に片付ける

収納の前に捨てるを終わらせていない

最後に3つ目に考えられる原因は、収納の前に捨てるを終わらせていないことです。

よくある失敗例なのですが、あなたは片付けを収納だけに頼っていませんか?

  • 衣類を見極めることなく、こんまり®︎流のたたみ方を実践
  • 小物を見極めることなく、こんまり®︎流の収納術を実践/新たな収納用品を購入など

ときめくモノとときめかないモノが混在した状態では、リバウンドする可能性が高くなります。

そして、モノを見極めることをしなければ、いつまでも片付けは完了しません。なぜなら、片付けとは言葉そのものが意味している通り、モノとの関係に片を付けることだからです。

片付けで1番難しい作業は、モノを手放す作業だと思います。しかし、こんまり®︎流片付けでは、捨てるモノを探すのではなく、ときめきモノを残すことを大切にしています

とっておきのモノを残すことにフォーカスすると、前向きに捉えられるのではないでしょうか?収納を実践する前には、必ずモノの見極めを終えてくださいね!

関連記事:より詳しく知りたい方はこちらからご覧ください⬇︎
【こんまり®︎メソッド】片付けの5つのステップ③ときめきで判断する

まとめ:自己流は事故のもと!忠実に実践してみましょう!

『人生がときめく片づけの魔法』を読んでも、片付けが上手くいかない、よくある3つの原因をご紹介させていただきました。

こんまり®︎流片付けが上手くいかない原因3選
  1. 理想の暮らしを思い描いていない。
  2. カテゴリー別にモノを全出ししていない。
  3. 収納の前に捨てるを終わらせていない。

この3つに共通することは、こんまり®︎メソッドを断片的に実践しているということです。自己流は事故のもとになります。本の内容に沿って、忠実に、片付けを実践してみてくださいね。応援しています♫

タイトルとURLをコピーしました