2024年3月に、夫婦で台湾旅行へ行ってきました。本記事では、台湾北部に位置する、淡水を観光した時の様子をご紹介します。
淡水はかつて港町として栄え、現在は淡水河沿いの散策やグルメを楽しむことができる、人気の観光スポットとなっています。台北市内から日帰りで訪れることができます。
「淡水」観光の流れ
私たちは、約2時間掛けて、淡水の主要スポットを見て回りました。
- 台湾時間
12:30台北市内を出発 - 13:00淡水駅に到着
- 13:05淡水老街を散策
- 13:20台湾カステラを購入
- 13:50淡水河沿いを散策
- 14:15マッケイ博士像を見る
- 14:20魚のつみれ汁を購入
- 15:00淡水駅に戻る
私たちはお昼過ぎに散策しましたが、淡水は夕日が美しいため、夕方の時間帯も人気があります。
【12:30】台北市内を出発
淡水は、台北市内から地下鉄(MRT)でアクセスすることができます。所要時間は30〜40分程度です。
私たちは、台北市内(迪化街の周辺エリア)から地下鉄(MRT)を乗り継いで、アクセスしました。
出発:大橋頭駅
⬇︎MRT(中和新蘆線)約2分
乗り換え:民權西路駅
⬇︎MRT(淡水信義線)約30分
到着:淡水駅
地下鉄(MRT)では、台湾の交通系ICカードである「悠遊カード(EASY CARD)」を利用しました。事前に購入&チャージしておくと便利です。
ご参考までに、大橋頭駅から淡水駅までの運賃は、大人1人当たり片道45元(約212円:2024年3月時点)でした。
【13:00】淡水駅に到着
台北市内を出発して、約30分後に淡水駅に到着しました。淡水駅は、淡水信義線(レッドライン)の始発/終着駅となっています。
淡水駅の出口は、東側(出口1・2)と西側(出口3)に分かれています。東側にはショッピングモール、西側には淡水河が見える広場がありました。
【13:05】淡水老街を散策
最初に、私たちは「淡水老街」を散策しました。淡水老街は、飲食店・雑貨店・ゲーム店などが立ち並ぶ商店街です。淡水駅の近くにあります。
淡水老街の「老街」は、古い街並みを意味します。ノスタルジックな雰囲気を残しつつも、夜市のような活気もあり、おもしろかったです。
【13:20】台湾カステラを購入
淡水老街を道なりに歩き、「圓圓古早味蛋糕」というお店で、淡水の名物スイーツである「台湾カステラ」を購入しました。
《台湾カステラとは》ケーキ生地(材料は薄力粉・植物油・卵・牛乳・砂糖など)を型に流し入れ、オーブンで蒸し焼きにして作る。
定番のプレーン味は売り切れていたため、チョコレート味を選びました。チョコチップの味はビターで、全体的な甘さも控えめでした。
シフォンケーキと似ており、焼き立ては軽くふわふわしていますが、一晩置くとしっとりします。様々な食感を楽しめることも魅力です。
【13:50】淡水河沿いを散策
台湾カステラを購入した後は、淡水河沿いを歩いたり、ベンチに座って休憩したりしました。
私たちが訪れた日は、周りの景色が靄で覆われており、少し残念でしたが、木陰は涼しくて癒されました。
淡水は、台湾のヴェネツィアと呼ばれています。特に夕陽が美しいことで知られているので、またいつか再訪したいです。
【14:15】マッケイ博士像を見る
淡水河沿いの散策を楽しみ、馬偕博士雕像(カナダ出身の宣教師であるマッケイ氏の像)で引き返しました。
《マッケイ氏とは》1872年に淡水へ赴任し、キリスト教の伝道活動を行うだけでなく、医療や教育の普及にも尽力した人物。
マッケイ氏は、長い髭を生やしていたそうで、彫像でもしっかりと表現されていました。最初は髭だと分からず、ビックリしました…!
【14:20】魚のつみれ汁を購入
最後に「可口魚丸」というお店で、淡水の名物グルメである「魚丸湯(魚のつみれ汁)」を購入しました。
あっさりとした塩味のスープの中に、肉餡入りのつみれ(魚のすり身団子)が入っています。つみれの皮は厚く、プリプリと弾力がありました。
つみれの皮の厚さと中身の肉餡の配分は、お店によって異なるようです。お好みの魚丸湯を探してみるのも楽しいかもしれませんね!
【15:00】淡水駅に戻る
約2時間の散策を終えて、淡水駅に戻りました。その後、地下鉄(MRT)に乗って、行きと同じルートで帰りました。
出発駅:淡水駅
⬇︎MRT(淡水信義線)約30分
乗り換え:民權西路駅
⬇︎MRT(中和新蘆線)約2分
到着:大橋頭駅
まとめ
本記事では、私たちが約2時間掛けて、淡水を観光した時の様子をご紹介させていただきました。
短時間でしたが、淡水河沿いの散策や名物グルメ(台湾カステラ・魚のつみれ汁など)を楽しむことができました。
台北以外も観光したい方、日程に余裕のある方は、淡水への日帰り旅行を検討してみてはいかがでしょうか?