【アブダビ】新しい宮殿!カスール・アル・ワタン|入場料&見どころ

アブダビ
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2025年1月に夫婦でアブダビ旅行へ行ってきました。本記事では、カスール・アル・ワタンの入場料や見どころなどを解説します。

本記事に記載する金額は、2025年1月時点の為替レートである、1ディルハム=43円で計算しています。

この記事を書いた人
荒川侑子

国際関係学科を卒業。前職では、海外の農業について情報収集やレポート執筆を行う。20カ国以上を旅した経験を生かして当サイトを開設。

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カスール・アル・ワタン

宮殿の概要

カスール・アル・ワタン(Qasr Al Watan)は、アブダビの大統領官邸内にある宮殿です。2010年から2017年にかけて建設されました。

カスール・アル・ワタン

宮殿は大統領の住まいではなく、執務を行う場所となっています。2019年3月から一般公開が始まりました。

国内外の要人をお迎えする応接室や晩餐室、各国首脳からの贈答品などを見学することができます。

応接室および贈答品

またカスール・アル・ワタンは、アラブ美術に興味関心がある方にも、おすすめしたい観光スポットです。

白いドーム型の建物はもちろんのこと、アラベスク模様やシャンデリアなど、宮殿内の豪華な装飾は必見です。

アラベスク模様およびシャンデリア

アラベスク模様
植物(茎・葉・花など)をモチーフとした左右対称の模様です。偶像崇拝が禁止されているイスラム地域で発展しました。

アクセス方法と入場料

カスール・アル・ワタンは、ザイード国際空港からタクシー(Uber)またはバスでアクセスすることができます。所要時間は約1.5時間です。

私たちはホテルの無料シャトルバスに乗って、アクセスすることができました。ホテルの送迎サービスも要確認です。

カスール・アル・ワタンを含む敷地内は広く、ビジターセンターが入り口となっています。

タクシー(Uber)を利用する場合:ビジターセンター前で降ろしてもらいましょう。
バスを利用する場合:ビジターセンターの近くにあるバス停で降りて1〜2分歩きます。

ビジターセンター

ビジターセンターを正面にして、左側にチケット売り場、右側に入場ゲートがありました。

オンラインチケットを購入済みの場合は、そのまま入場ゲートへ進みます。

チケットの種類料金
入場チケット
(必須)
65ディルハム
(約2,800円)
※2025年1月時点の情報です。

オンラインチケットの購入はこちら
カスール・アル・ワタン公式サイト
<https://www.qasralwatan.ae>

入場ゲートでは、チケットの確認と手荷物検査がありました。飲み物(ペットボトルの水など)は持ち込み可能でした。

入場ゲート

手荷物検査を済ませた後は、シャトルバスに乗って、宮殿へ移動しました。シャトルバスに乗るために別途費用は不要です。

シャトルバス

宮殿の見学を終えた後も、シャトルバスに乗ってビジターセンターへ戻りました。

宮殿内の見どころ

カスール・アル・ワタンの回り方は自由です。宮殿内は想像以上に広く、私たちは約1.5時間かけて見学しました。

宮殿の出口には、お土産ショップやカフェ、無料で利用できるトイレなどがありました。

宮殿の外観

まず目を惹くのは、ドーム型の美しい宮殿の姿です。白花崗岩と石灰岩を用いて、純白に仕上がっています。

カスール・アル・ワタンの外観

宮殿前の広場には大理石が敷き詰められており、太陽の光を反射して、水が張っているような透明感がありました!

宮殿の周りに設置してある外灯は、中東などで広く栽培されている、ナツメヤシの木をモチーフにしています。ぜひ注目してみてくださいね。

ナツメヤシの木をモチーフにした外灯

玄関ホール

続いて、正面玄関です。玄関ドアは非常に大きく、おとぎ話の世界に入っていくような雰囲気を醸し出しています。

巨大な正面玄関ドア

重厚な扉をくぐると、アラベスク模様とシャンデリアで美しく装飾された空間が広がっていました!

玄関ホール

宮殿内は青(ペルシャ湾の色)・白(清らかさと平和を象徴)・金(砂漠の色)で統一されています。繊細な色使いやデザインに心奪われました!

メインホール

玄関ホールを抜けると、開放感あふれるメインホールに出ます。ドーム型の天井は直径37メートル、高さは60メートルです。

メインホール

シンメトリーなデザインにより、360度どこを見渡しても、統一感のある美しい景色が広がっていました!

メインホールに隣接した部屋も、驚くほど煌びやかです。透き通る青色のステンドグラスとシャンデリアが目を惹きます。

黄金のオブジェがある部屋

応接室・晩餐室・大会議室

カスール・アル・ワタンでは、公式行事で使用されている応接室・晩餐室・大会議室も見学することができます。

首脳会談で使用されている応接室
晩餐室

応接室や晩餐室は上品な空間でした。続くSpirit of Collaborationと呼ばれている大会議室は、豪華さが桁違いで驚きました…!

国内外の代表が集まる大会議室
シャンデリアには35万個のクリスタルが使われている

また各部屋の近くには、各国首脳からの贈答品、アラブの歴史や文化をまとめた展示スペースもあり、興味深く拝見しました。

日本からの贈答品(甲冑・壺)
アラビアン・ナイト(千夜一夜物語)の展示

図書館

最後に図書館を見学しました。5万冊の蔵書があり、歴史・芸術・人文科学など幅広い分野をカバーしているそうです。

図書館

まとめ

本記事では、私たちが約1.5時間かけて、カスール・アル・ワタンを見学した時の様子をご紹介させていただきました。

宮殿の内部はアラベスク模様やシャンデリアなどで美しく装飾されており、繊細な色使いやデザインに魅了されました。

アブダビで時間に余裕のある方は、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?

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