株式会社KMJ(こんまり®︎メディアジャパン)公認、こんまり®︎流片付けコンサルタントの荒川侑子です。
私は、2020年、25歳の時に近藤麻理恵さんの著書『人生がときめく片付けの魔法』を読んで、こんまり®︎流片付けを実践しました。
本記事では、自己紹介も兼ねて、私の片付けに関する思い出とこんまり®︎流片付け体験をご紹介します。
【幼少期〜学生時代】私にとって、片付けはアート!
私は小さい頃から、片付けが好きで、得意なタイプでした。
当時、片付けは家事の一種というよりも、大好きなモノづくり、図画工作の一部と感じていたように思います。
例えば、自宅では、お気に入りの文房具やおもちゃを空き箱などで細かく仕切って、とても大切に収納していました。
学校では、引き出しやロッカーを効率的に使えるように、備え付けの仕切りを動かして、試行錯誤していたことを思い出します。
今でも片付けはアートの一種のようで、楽しいことが大前提にあり、片付けの楽しさを皆様にも感じていただけるよう努めています。
引っ越しも数回経験しており、必要最低限の荷物で移動しなければならなかったので、モノが増えすぎて、困ってしまった経験もありません。
あまりにも自然に、片付けができるようになったので、幼少期から学生時代にかけて、片付けで悩むことはなかったですし、片付けが得意だという自覚もなかったです。
【社会人1年目】片付ける気力がなく、疲れる日々
しかし、社会人になり、状況は一変しました。片付けは幼少期から好きで得意だったのですが、仕事のある平日は疲れて片付ける気力もなく、部屋を散らかしたまま、寝てしまうことが多くなったのです。
荒れた部屋は週末にまとめて片付けていましたが、平日になると、部屋はまたすぐに散らかりました。
部屋の状態は、自分の心を映す鏡とよく言われますが、まさしくその通りだと思います。
満員電車で往復2時間の通勤、日本の厳しい上下関係、そもそも働くことに慣れていなかった私は、とても疲弊しました。
新卒で入社した会社には、結果的に4年間勤めたのですが、環境に順応するために、心がどんどん無になっていくのも感じました。
これが社会で働くということなのかと絶望し、このまま定年まで働きたいのかなと疑問に感じることも多々ありました。
人生に迷い、自分にとって本当に大切なモノを見失っていました。
【社会人2年目】顎下腺腫瘍の摘出手術で9日間入院
社会人2年目の健康診断で、顎下腺腫瘍が見つかり、全身麻酔の手術で、摘出することになりました。
とてもショックを受けましたが、腫瘍が悪性ではなく、良性であったことが不幸中の幸いでした。
腫瘍ができた原因は不明だったのですが、もっと自分のことを大切にしなさい、ゆっくり休みなさいというメッセージだろうなと前向きに捉えるようにしました。
この病気がきっかけとなり、惰性で仕事を続けるのではなく、もっと自分らしく自由に生きようと本気で自分の人生と向き合うことを決心しました。
【社会人3年目】退院後、こんまり®︎メソッドと初めて出会う
自分自身の経験から、私は片付けや汚部屋と心の関係性に、大きな関心を抱くようになりました。
YouTubeでは、ミニマリストさんやゴミ屋敷の清掃動画をよく見るようになって、それぞれの人生経験から学びを深めることができました。
そんな私を見て、夫(当時は彼氏)は、退院後の私に、こんまりさんのNetflix動画をすすめてくれました。
このような偶然で、私はこんまりさんの存在を初めて知りました。
実際に、Netflix動画を見てみると、こんまり®︎メソッドは単なる整理整頓術ではなく、自分自身のときめき、つまり心と深く向き合う片付けメソッドであることが分かりました。
そして、ときめきで選ぶことを追求すると、部屋の中がときめきだけではなく、人生のあらゆることを自分のときめきで選択する力が身に付くということを目の当たりにしました。
これまで見てきた片付け動画の中で1番深い感動を味わい、居ても立ってもいられなくなった私は、すぐにこんまりさんの著書を読んで、こんまり®︎メソッドを実践しました。
本気で人生を変えようと決意していた私にとって、これ以上にない、ベストなタイミングでした。


Beforeの時も、自分なりに工夫して片付けていましたが、Afterではときめくモノが厳選されて、収納もよりときめくようになりました。
そして、1年半ほど時間は掛かりましたが、もやもやとしていた会社員の仕事を手放して、ときめきを感じた「こんまり®︎流片付けコンサルタント」を本業にすることができました。
現在も、ときめきで身の回りの環境を整えること、そして人生のあらゆることを自分自身のときめきで選ぶことを日々実践しています。
- 1時間など、片付けに時間が掛かる→30分もあれば、片付けも掃除も終わる
- ストレスで買い物をしてしまう→ストレス買いが激減、今あるモノをより大切にできるように
- 他人軸で生きていた(周りを優先)→自分軸で過ごせるようになった(自分を優先)
- 他人と比べて落ち込みやすい→SNSなど、落ち込む原因を片付けられるようになった
- 仕事では世間体や安定を重視、業務内容は二の次→私の場合は業務内容が1番だと気付き転職
【想い】自分らしく生きる心地よさを共有したい
私は幼少期から片付けが好きで得意でしたが、会社員時代には、自分では思うように片付けられない、つらい時期も経験しました。
こんまりさんは、私たちが片付けられない理由として、以下の2つを挙げています。
- 片付けのノウハウがない
- 片付けのマインドがない
片付けたい気持ちはあるのに、なかなか片付けられないとお悩みの方は、ぜひ正しいノウハウを学んでみてください。私も長年、自己流で片付けてきましたが、先ほどの写真を見ていただいて分かるように、自己流と長年の研究から編み出された片付け法とでは、雲泥の差があります。
一方、過去の私のように、心身ともに疲れていて、片付ける気力もないという方は、ストレスの原因(私の場合は仕事)と本気で向き合う時かもしれません。こんまり®︎メソッドは、ご自宅が片付くだけではなく、ご自身のときめき(価値観)を発見する手がかりにもなります。
人生のあらゆることをご自身のときめきで選択できるようになると、毎日をより楽しく、心地よく過ごせるようになります。私がこんまり®︎メソッドをおすすめする理由はここにあります。
あなたも、あなた自身のときめきを追求して、あなたらしい人生を歩んでみませんか?